しちれゆ

喜望峰の風に乗せてのしちれゆのレビュー・感想・評価

喜望峰の風に乗せて(2018年製作の映画)
3.2
この映画当たるはずないよね…それでも見に行くコリン・ファースファンの皆さん!コリンは出演作が酷評されることはあっても彼自身が悪評をかうことは決してない稀有なお方です。

さて作品、すぐヨットに乗るのかと思ったら乗るまでが結構長くて退屈。乗ってからの(ドナルドではなく敢えて)″コリン″はすぐにメゲちゃってズルしようと決めたけど「ズルしようとした自分」が許せなくていろいろと悩む。いいじゃん、「ごめんなさい!」って謝れば。屈辱とか恥とか見栄はかくも人を追い詰めるものか。原題marcyは″慈悲″という意味だけど作中では″救い″と訳されていました。この訳も苦労したんだろうなあ。

それと、最後の奥さんのマスコミ批判は逆ギレでは。
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