このレビューはネタバレを含みます
「もう会えないかと思った」
とドゥニアに言いながら泣いているマイナムが切なかった。
ラストの展開を観ている間の心境はドゥニアの叫びと全く同じだった。
ドゥニアが神様という言葉を発した状況は、あまりにも酷い状況で、どうすればよかった?って自分でものすごく考えてしまった。
でもどうしようもなかったことのようにも思えてきて余計に歯がゆい。
パリにこんな場所があるとは全く知らなくて、本当に驚いた。
映画の舞台がパリとは分からないくらい。
マイナムとの友情が本当にすごくよかった。
先生に啖呵を切って出て行ったドゥニアにすぐ動画のメッセージを送ってくれるところ。
想像上のドライブで2人でなり切って楽しむシーン。
パーティーに行くオープンカーではしゃぐところ。
だから余計につらい。
縞模様のパジャマの少年
を観たときと同じ後味です。