この時代って、普通にいたんですね、覆面作家が。お金と家柄、名声が芸術家も必要だったなんて、悲しい時代です。でもさほど世の中は変わっていないか…
さて、
なぜ今コレットなのか!?
ジェンダーフリーであることが社会的に認められつつある今、コレットの個性にやっと時代が追いついたってことかしら。強烈にかっこよくて、知的なんだけど、自然の中、田舎で暮らしたワイルドさが、かえって彼女を個性的にしたんですねー。
そこにはコレットの母の素晴らしさもあるみたい。「あなたらしさは誰にも奪えない」って畑仕事をしながらさらっと答える母の姿、感激しました。私も娘にそう言ってあげたい。
クロディーヌってあんまり翻訳されたの見たことないなと思っていたけど、そうか、コレットにとってもあまり思い出したくない作品だったのかと、腑に落ちましたー。
それにしても、フランスで制作して欲しかったよ。。
いつかまたフランスでお願いしたいものです。
フランス語で観たいです。
でも衣装と美術、キーラ・ナイトレイは素晴らしかったわー。