Marie

ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦のMarieのレビュー・感想・評価

3.9
彼らの行為が正しかったのかどうか、その評価など、もうどうでも良くなってしまう。物語性も。史実だということさえも。
今ここに具現化させられた彼らは、闘い、憎み、愛し、葛藤し、生きて死んでゆく、血の通った人間であって、決して歴史ではない。なんて鬼気迫る繊細な表情だろう。生きることの尊さを前にして、私は何も言えなくなってしまう。
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