耕平

ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦の耕平のレビュー・感想・評価

3.6
ジョージタウンの映画館で鑑賞。ハイドリヒを殺害したWW2のいわゆる「類人猿作戦」の遂行とその顛末。ローラン・ビネの小説『HHhH』はパラシュート部隊の物語をいかに客観的に語り得るのかという歴史記述の問いが先行したが、本作は作戦遂行以降の悲劇に大幅な時間を割き、計画成功による報復としての大虐殺を描く。そこにはもちろん完全な客観は存在しないのだろう。だからこそ、ラスト30分の教会籠城シーンは凄まじい。

ナチス以外みんな英語堪能など、ツッコミどころは多いけども。しかしラスト30分は凄まじい。まったくジャンルは違うけど、俺は『ブレードランナー』のレプリカントの死を思い出した。たしか雨が降っていたはずだ。