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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦のtobitsukijackのレビュー・感想・評価

4.2
あのね、これは、凄いよ。なんてゆーか、製作チームの覚悟を感じるよ。よく作ったね。なよなよしてない戦争映画と言いましょうか。戦争のなにごとも美化してはならないという感じの覚悟かな。タイトルにあるその決行の日の、ゾワゾワ足元まで緊張感走る場面は序章という感じでして、それを上回る後半、追い込まれるぅー。犠牲しかない衝撃的で。こんなのヤダ嫌だー。そしてエンディング最後まで見ていると穏やかで救われる思いにもなり、神聖さって偉大だなと感じてしまいました。なにがだれが最善かは大変難しい、誰がヒーローとかじゃないもんね。でも人々の頑なさとか勇敢な意思、心、遺伝子を沢山失ったのだと思うと、途中でてくるシェークスピアの言葉も頷ける。
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