非常にハーコーな第二次大戦スパイものの秀作👍🏻
ナチが占領するチェコスロバキアにパラシュートで降り立った二人のスパイがナチだらけの中を掻い潜りながら、目標であるナチ要人の暗殺に挑む、というプロット。
1幕は潜入。2幕は準備。3幕で実行、という流れで、それぞれ1幕はこいつは仲間なのかナチなのか問題。2幕では仲間の中で作戦実行するのしないの？の葛藤。3幕は追手から逃げ切れるのか？という明確なサスペンスがあって、飽きることなく見られる👍🏻
特に2幕では、作戦実行したら、チェコスロバキアの人が大量に殺されちゃいますやん？ってなって、かつ、スパイも現地で好きなおねーちゃんもできて、それ考えるとん"〜ってなるところが、特筆すべき話のツイストの部分なのかな、と。
3幕の展開についてはあえて書かないけど、やっぱりエンタメ映画的でない感じが逆にリアルだし、主人公含めた連合国軍側のスパイに訪れる絶望感はきっと当時暗殺でとばっちりを受けたチェコスロバキアの人々のそれと一緒なのかな〜、とか思ったり、スパイを助けた人、裏切った人の運命とかもやっぱ戦争って地獄よね？と思いながら、他人事として見るだけだから楽しめるエンターテインメントとして楽しめたw
ただ、史実なのかイマイチわかんないけど、暗殺計画の雑さとか、空気読まずに潜伏先で結婚しちゃうやついたりとか、早く穴掘れよ？、とか人間的でそれがリアルなのかも知らんけど、ちょっと抜けてるなー、というところがあって、それが緊迫感に水を刺した感じはしないでもない🤔
拷問シーンとか当然人死も3幕ではじゃんじゃん出るので、そういうのがあれな人は厳しいかもしれないけど、戦争物が好きならこの緊迫感はイケると思う👍🏻ヒロインの人がもっと若くて綺麗だったら、最後のシーンもっといいのになぁ〜、と個人の趣味的には思いましたw
