あたりめッピ

ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦のあたりめッピのレビュー・感想・評価

4.1
前線だけが戦争ではなく、息を殺して国を守ろうとした特殊工作員たちの儚さと、彼らの信念の強さ、たった数人で何かを変えようとした勇気を鋭く切り取っている。

大量虐殺だけでなく、戦時中敵国の支配下に落ちた市民の生活がどれだけ息の詰まる灰色のものなのかを見せてくれる。

最後、キリアンの美しく透けた青い瞳が「自由になりたい」と一番強く訴えていて、それまでの出来事を考えると「どうして」「なんでこんなこと」という苦しい気持ちになった。

皮肉にも、どんな時でもプラハは美しいです。