チェコのパラシュート部隊に所属する2人の軍人が、ナチスドイツのNo.3であるハイドリヒの暗殺を目論む実話
第二次世界大戦が引き起こした悲劇
直接戦場には出向かずとも、戦う人はいる
暗殺できるのか?できないのか?
というエンタメ的な作品ではなく、なぜ暗殺を実行しなければならなかったのか
そして、実行した末に何が起きたのか
社会的立場から来る使命
それが人単位ではなく国単位で行われる
暗殺した後は?
ナチスの幹部を殺害すれば報復は免れない
主演2人の苦悩、実話ならではのリアリティ、そしてそれに関わる人達もかなりの覚悟で生きている
戦争を知らない僕達には想像できないような覚悟の上で一人一人が生きていた
そんな不安定な世の中だった
彼らが最後に見た景色
その景色こそが本当に望んでいたもの
犠牲の美徳なんて他者の都合だ