ヴェルヴェっちょ

ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦のヴェルヴェっちょのレビュー・感想・評価

5.0
ヒトラー、ヒムラーに次ぐ、ナチス第三の権力者ハイドリヒ暗殺の史実を基に描いた一作。
1942年、イギリス政府とチェコスロバキア亡命政府は、その冷酷さから“金髪の野獣”の異名を持つハイドリヒの暗殺を計画。ヨゼフ(キリアン・マーフィ)、ヤン(ジェイミー・ドーナン)ら7人の兵士チェコ領内に送り込む。

戦争の理不尽さ、人間の残忍さが綿密に描かれており、終始目が離せない。 ナンバー3を暗殺したところで、後任者がすぐに就き、ナチスによる虐殺が止むわけではない。それどころか、却って報復を招き、犠牲者を増やす一方だ。 冷静に考えればそうに違いない。だが彼らは暗殺へと突き進んでいく。この狂気、この悲劇。直視しなければならない史実。