ユダヤ人を大量殺害する人間を暗殺の標的にするのは、どんなに難しくてもその憎しみからして間違っていないのでしょう。でもその後の報復がどんなものになるかは、きっと暗殺を命令する側には分かっていたのだろうなぁと思いながら観ました。必ず死ぬことになる作戦、特攻を命令する日本という国はおかしいのではと思っていましたが、戦争の場では自由のために戦ったとする国も同じようなものなのかと思わされました。ハイドリヒという人間の怖さ、不気味さは分かっている人が観るということなのでしょうか?私にはハイドリヒの怖さ、不気味さが伝わってきませんでた。