おじょー

ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦のおじょーのレビュー・感想・評価

4.0
教科書には載っていない歴史がまたひとつ。
映画を観ることで知らなかった歴史に触れられる。
大切にしたいこの時間。


実話を基に丁寧に作られている。

『エンスラポイド作戦』
日本語にして「類人猿作戦」

終始緊迫感があって安らぐ暇がない。
唯一の救いは女性たち。

作戦を計画している間も不安や恐怖で精神的に苦しみ、暗殺決行日も震える手を必死にとめる。

でも本当の苦しみは撃ってからだったー。

同じ人間がすることなのか、信じ難い光景が続く。

銃撃戦が始まってからは息つく暇もない。
戦争映画はいつも疲弊する。

こんなに美しいラストが待っていようとは…。


35/2020
おじょー

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