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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦のchiyoのレビュー・感想・評価

4.0
2017/8/20
ナチス親衛隊大将ラインハルト・ハイドリヒの暗殺計画"エンスラポイド作戦"を映画化。冒頭からピリピリと空気が張り詰め、その緊迫感は最後の最後まで持続される。結果的に、犠牲者を多く出すこととなった作戦が正しかったのかどうかは分からないけれど、彼らの傍観していられない気持ちも分かる、何とも複雑な心境。が、彼らの行動で変わった歴史は確かにあり、決して無駄であったとも思えない。ラストに繰り広げられる地上と地下での銃撃戦が圧巻で、無理とは分かっていても「生きてほしい」と願わずにはいられない。中でも、パニックに陥った際のヨゼフの教えを、レジスタンス仲間に説くヤンの姿にただただ泣けた。そして、例え幻でも、最期に現れるレンカが唯一の救い。