RAW〜少女のめざめ〜の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 4ページ目

「RAW〜少女のめざめ〜」に投稿された感想・評価

Ricald

Ricaldの感想・評価

4.5
これは衝撃です。
久々にもー見てられへんって思う瞬間があるような映画に出会った。
そんでただただきもいだけじゃないんがこの映画です。最後まで目が離せない。
ただフランス映画っていつも思うのが、主人公がキレイだから見てられるっていうのもあるよなー、
「初めて覚えた人の味」

海外で失神者続出みたいなキャッチコピーで話題になり、自分もそんなにヤバいのかと思い興味を持って視聴。フランスの映画を見るのは久々。監督はこれがデビューとなるジュリア・デュクルノー。

粗はあれどエネルギー溢れるデビュー作に今ままでも何人か当たって来たが、今作も凄い。まさかデビュー作でカニバリズムをテーマとする映画を作るとは、監督は女性ながらも間違いなく変態であるな。

主人公のジェスティーヌは最初から人肉大好きだったワケではなく、むしろベジタリアン。ある事件をきっかけに肉を食べ、今まで肉を食べなかった開放感の如く人肉にも手を付けてしまう。その過程がしつこ過ぎずあっさり過ぎずで丁度良い。

確かにグロいんだけど、失神者続出は誇大広告なんじゃないかとも思った。見る前は人肉食べるシーンはどんだけグロいのかと身構えてたけど、そうでもなかった。むしろジェスティーヌがアレルギーになって全身搔きむしりまくるシーンのがよっぽどキツかったよ。自分もアレルギー持ちなんで人ごとじゃないと思ったし。

先輩には絶対服従な昔ながらのどこぞの野球部みたいな学校のシステムや、不快な教師とか見てて胸糞要素も満載。あと主人公もヤバいが姉貴もぶっ飛んでてヤバい。そのヤバさが爆発するラスト前は衝撃だったわ。まあその後、本当のラストに更にヤバい事実が発覚して物語は幕を閉じるんだが。あんまネタバレになるので詳しく言えないが、一周回って逆に笑ってしまったわ。笑ったと言えばバイオレンス過ぎる姉妹のキャットファイトも笑った。

映像の撮り方もフィルムノワール的で美しかったし、良い掘り出し物だったな。全体的に感情がリセットされ過ぎて話がぶつ切りな感じがしたのが惜しい。喧嘩してると思ったら次の場面では仲良かったりするとかいうのが何度かあったよ。あ、あと女の立ちションが見れるのはこの映画だけじゃないか。性癖が歪んでる人には最高の一本かも。

—————ここからネタバレ—————





















一家の女全員人肉食いでしたはサプライズだったが、親父の胸の傷見せるラストはちょい笑ってしまったよ。よく親父生きてたな。

克服した母、さらけ出した姉。残るジェスティーヌは今後どうなるのかという暗示を込めたラストは良かった。
現代のシャイニングって言っても過言じゃないのかな。主人公の演技、カメラアングル、映像の全てがエモ過ぎて虜になった (沼)

映画初心者にはあまり進める気にはなれない作品だったけど、めちゃくちゃ良作だった。

今回あえて予備知識を一切入れずに観たのもあり、まさかのオチにはかなりびっくひした。(鑑賞後、原題のRAWの意味を調べたらそのままの意味だったけど)

逆にそれが良かったのかも。

生理的に不快になるシーンがこれまた個性的で新鮮だった。何回ゾワゾワしたか😂

裏に込められた姉妹の愛とか少女の成長物語も表現が秀逸で良かった。
いるか

いるかの感想・評価

3.7
食べちゃいたいくらい好き!
とはよく言うけど本当に食べちゃう女の子。
少女から大人になる恐怖を新しい切り口で視覚化した映画でしょうか?
芋虫から蛹になり生まれてくるのは蝶か蛾か、本当の自分は望んだ自分ではない恐怖。
一皮むける、の表現が本当に一皮むけていたのは笑った。
勿論賛否両論あるだろうけれど、少女から女性への成長を描いた映画は数多くある中で、この映画はフランス映画特有の耽美さと相まってより不気味さを増していて、非常に面白かったです.
ヨーロッパの映画は突然衝撃的なシーンが出てくるから好きだな.
BoiledEgg

BoiledEggの感想・評価

3.0
ベジタリアンの少女がカニバリズムへ変貌していく様子をフランス映画の美しい映像で描く。
確かにフランス映画特有の美しい映像とゆったりとした雰囲気はあったけれど…。
本来のカニバリズムってこういう事なんだろうか?と考えてしまった。

しかし変貌を予感させるような奇妙な演出は良かったし、主人公を演じたギャランス・マリリアーの鬼気迫る演技は素晴らしかった。

好きな人は好きなのだろうなと思った。
ものすごい結末。えー!お父さんあんたまで!∑(゚Д゚)

女の子が生肉食べるっていうからてっきり動物の肉かと思ってたらまさかの人肉❗️大量の髪の毛を口の中から引っ張り出したり、切断しちゃったお姉ちゃんの指を食べてる所なんか見ていて顔が歪みました😱((((;゚Д゚)))))))

てかお姉ちゃんかなりのクレイジー。ベジタリアンだった主人公に洗礼を助ける所か無理やり生肉食べさせたのもお姉ちゃんだし、真面目だった彼女がどんどん変わっていったのもこのお姉ちゃん在りき。
この2人の関係が不思議で、バイオレンスな姉妹喧嘩を行なった後でもお互いを思ってるような所があって。血は争えないというか、姉妹同じものを持ってるから結局離れられないんだろうな。私ならこんな姉絶対に嫌ですけどw目覚めてしまった彼女は今後どんな人生を送るんだろう。

アドリアンの所はちょっとやりすぎじゃない?と思いました汗 良いやつだったのにな…

☆91
嘔吐、摂食、拒食のシーンが生々しすぎてみてられない。
ラストの方展開になるとなんだかもはやサイコホラー。摂食、ベジタリアンなどこの8年ほどのわたしを取り巻いているトピックだからかもしれないが、恐すぎる。
biblos

biblosの感想・評価

3.0
世界観的には嫌いじゃないんだけど、なんだか少し全体的に残念な気持ちになってしまった。
qudan

qudanの感想・評価

3.0
最初に指に貪り食うシーンは、独特の「ウヘー…」という嫌な感じが出ていて良かった。

全体的には、見せたい画を優先していて設定と物語展開が粗い印象。

お前ら今まで死体をどう処理してたのよ?という疑問を解決するために、獣医学部という設定を活かしてコッソリ処理していた、という描写が欲しかった。

また、人との接触を多くするために大学生活のパーティー描写が多すぎて、メリハリにかけるのがもったいない。