やまぞう

RAW〜少女のめざめ〜のやまぞうのレビュー・感想・評価

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)
3.5
カンヌ映画祭で話題になってたが、日本公開しないんぢゃ...と、諦めてたので。
やるじゃん。TOHOシネマズ六本木。

ベジタリアン一家で育った少女が、獣医学校へ進学し、新入生としての通過儀礼でウサギの肝臓(しかも生。)を食べさせられる。
それがキッカケになったかどうかは定かではないが、次第に「生肉」への渇望が露わになっていくのだが...。

しかしながら、少女がカニバリズムに目覚めた最初の肉は、町山さんが言っていた通り
「それ、食べたらアカンやつやん!」
というのは納得。

血と肉、そして性。
獣と人間の間で彷徨う少女を描いたこの映画は、カニバリズムを通して少女から大人の女へ変貌してゆく様を、おぞましくも美しい映像で描き出す。

個人的には、人肉食いよりも、ビキニライン脱毛が「うっひゃー!!」てキタ。。。
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