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RAW〜少女のめざめ〜のsoyaryokoのレビュー・感想・評価

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)
3.3
六本木のレイトショー、外国の方々のオーバー気味なリアクションにほっとしながらの映画体験でした。
というのも、私はグロいのとか割と大丈夫な方なのですが、この映画については生理的に訴えかけられてどうにも気持ち悪く、ポップコーンを食べている指についたバター醤油の粉をなめる行為もリンクしてさらに気持ち悪くなるスパイラルに陥ってました。

私は大学のときに東京から地方に出た組なので、冒頭の映像でノスタルジーに浸る。大学に入って、色々覚えて〜みたいなメタファーがたくさんなのはわかるけど、それはそれで、そもそもひとつひとつの描写が面白かったし、「ベジタリアンの少女がカニバリズムに目覚める」というB級ホラーになりそうなあらすじから、こんな青春ストーリーを紡いだ監督がすごい。

わき毛生えっぱなし、初めてのムダ毛処理、ゲイのルームメイト。全部が青春。そりゃ鼻血も出るわ。
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