やまだ

RAW〜少女のめざめ〜のやまだのレビュー・感想・評価

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)
3.9
まず映像美が凄い
主人公がおかしくなってくさまを演出、演技の両面で高いレベルで表現しています。
演技は本当に凄い。
狂気スイッチのオンオフの差がハッキリとしてて、自らに眠る狂気に気付き始めながらも抑えきれない戸惑い、恐怖なども上手に演じられていました。
テンポも悪くはなく、常に何かしら事件は起きますので飽きずに最後まで見られました。

ストーリー的に粗はあります。どこかB級ホラー的なオチですし。
もう少しオチがなんとかなれば満点なんですけど
好き嫌い分かれるかもです。
人によってはそうきたか!!となるでしょうし………
個人的には「いや、そうこられても………」となっちゃいました。
いや、それでもあのオチからシーンを遡って「あそこはこういう意味なのかな……?」とか考えられるのできっと何か意味があるんだと感じました。

一度観ただけでは分からない部分もありますのでもう一回見ようと思います。
結構考える映画かもしれませんね。


でもオススメですよ。綺麗だしそこまでB級感はないし

あと今更ですがグロさはまぁまぁあります。
R15ですし覚悟の上でご覧ください。
やまだ

やまだ