強い“親子の絆”。深い“姉妹愛”
ベジタリアンの少女が口にしてしまった肉。
物語が進んでいくにつれ寮や学校での彼女の立ち位置を思うと、観るのがつらくなってくる。どういう扱いを受けるのか、周りからどう思われていくのか、それを思うと早く誰か止めてくれと。観ていてつらくなるのに、だからこそなのかずっとスクリーンから目が離せなかった。
終盤になるにつれ、じょじょに全てが繋がっていく快感と対極の気持ちとで、この映画はなかなか忘れられないものになるだろうなと。
最高という言葉を使っていいのかわからないけれど、最高でした。