おひるね

RAW〜少女のめざめ〜のおひるねのレビュー・感想・評価

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)
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物語の流れ以外映画の内容を深く理解出来てないですが、大人になるための通過儀礼を描いた作品かなぁと。
純粋無垢だった少女が、大学の“儀式”に触れて変わっていく様子がカニバリズムや学生生活を通して描かれていました。一旦は自分の欲求を受け入れるけど道を逸れることを恐れ我慢することを選んだジュスティーヌと、欲望のまま行動し酷い結果を招いてしまった姉のアレックス。ジュスティーヌがこれからカニバリズムとどう向き合っていくのかという問いは、人生の岐路に立っている青少年への問いかけでもあるのかなと思います。
少女が獣へと変わっていく過程が怖いほどに生々しく、人肉を食べているシーンはグロいを通り越して耽美で、自分にとっては異色な映画でした。
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