RAW〜少女のめざめ〜の作品情報・感想・評価 - 118ページ目

「RAW〜少女のめざめ〜」に投稿された感想・評価

こんなタイプの家のなかのモンスター映画は初めてだ!


トワイライトごときで満足してる世の女たちよ、これが本物の愛だ!


キリスト誕生=紀元
後始めてメスの本性が現わになりつつある時代、
女性が権力を持ち始めた今、キリストによってアイドル(理想)化された女性像が崩れつつある。
バブルでもないのにホス狂いするオンナたちの時代、
フェミニズムと称して自らの裸を見せつけるオンナたちの時代、

魔女=痴女が男性社会のピラミッドを崩しかねないと日に炙られていたあの時代の復讐だろうか、
そんな時代に、男は理性だけではとても正気を保てない。
そこで、愛をもってして共に生きようと、そう覚悟したのだ!


ジャンル映画として最高峰のデキ栄え
というのは、ドラマとしてのレベルでは無く、ジャンルとしてのレベルの高さということ

まるでサイコを観た時のような恐怖を思い出してしまった

あるタイプの人間をただそれとして描き、その存在の矛盾をただ見せつけて幕を閉じる映画
数少ない手法だからこそ、物凄く目立つ
僕は初めて『緑の光線』を観た時に衝撃を受けたが、実は、社会と相反したキャラクターとそれに相対する社会さえ用意して見せるだけで映画は完成するのだ。

その先が描かれなくとも、先が観客に想像できさえすればそれだけで完成なのだ
他にも例えをあげるなら
ヘルツォークの『アギーレ神の怒り』
も同じだ

人類vs地球『アギーレ 神の怒り』
理想恋愛主義vs現実人間社会 『緑の光線』
食人族vs文明社会、『RAW 〜少女のめざめ〜』


やはり、AVよりも映画の方が数段エロいと言うことを確信した。

AVが、目前の性欲の処理道具だとすると、
映画は幾度の性欲処理でも満たされない究極の肉欲、を晴らすための実存する肉体なのだと実感


究極のフェチズムはAVでは表現できない、なぜなら、そのフェチズムは常に日常生活と隣接しているからだ
日常生活を綿密に描かずして何を表現できるだろう

この映画で射精できたらどんなAVで射精した時よりも気持ち良いに違いない


上映後にサイゼで食べたステーキが物凄くおいしかった


そして、食人族がLGBTに並んだ瞬間を目撃してしまった
10年後、食人族が大量発生するかもしれない

難題に直面した平凡なやつでも組織のなかでではなく家のなかのモンスター
まぼろ

まぼろの感想・評価

4.7
光、カット割り、カメラワーク好み。
R15+これは明かした方がいいので書くけれどカニバリズム映画です。でも下品で扇情的な映像はない。客観的に無機質的に撮られた映像(する事)なので不快さは直接は来ず、触覚(や音)から想起させる、想像力に訴えかける不快さに留めておく巧さ。

‪例えるなら恐怖をシチュエーションで想像し怖くなるのと似ている。決定的映像を捉えず、周辺状況の映像からじわじわ想像力を刺激していく。(ただ失神した人がいるそうなので責任は持てません(^^))‬

ただここは強調したいが、そういったセンセーショナルなモチーフよりも、学園生活の日常的なエピソードを視覚的に積み重ねていく映像言語が豊かであることは特筆しておきたい。
べべ

べべの感想・評価

3.7
序盤から狂気に溢れてる。

そして、かなり見てて痛い。

お姉ちゃんが居ても全然心強くない…。
あの先生がくれたクリームはなんか意味ありげな風に見せてだけど、特には関係なかったんだよね?(笑)

この主人公の女の子すごく自然でよい。
中盤でお姉ちゃんの部屋の冷蔵庫前で覚醒した時の動きとか表情とか素晴らしかった。

どんどん獣と化していく感じ、最初とは全くの別人のような表情、獲物を追う感じ、焦燥感とか、深酒した翌日の水の飲み方とか…すごくリアルに感じられて上手かった!!

あの、馬が走らされてたのはどんな用途で走らされてんだろう…どんな意図かも分からないからただただ、可哀想と思うばかりだった。
犬が1匹横たわってるシーンとか、ああいう場所の風景とか殺伐としていて恐怖感にかられる。怖い…。

そして、絶望感と悲しみに震えるあの感じ……。

最後もまさかのよく出来てたと思う。
miho

mihoの感想・評価

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少女とカニバリズム
音楽と映像が相まって
背筋がゾクゾク
喉がカラカラ
鮮やかな血の色が頭から離れられないね
何回か気持ち悪くなりながら鑑賞ひっさびさに強烈なのみた・・・
カニバ系平気だと思ってたけど、これは嫌悪感煽ってくる精神面での描写がすごい

オチで更にびっくりしたまじか
Rity3

Rity3の感想・評価

3.4
わかりやすい。
全体的に寒色な明度と青白い肌によく血が映えてました笑
もっと複雑でもよかったかも。
食欲のためのカニバリズムと言うよりもっと内から溢れる心情がセクシーでよかった。
短くて最後まで失速しない感じは最高。
Katongyou

Katongyouの感想・評価

3.0
そんなに面白くなかったなぁ。映像と音楽がよかったぐらい。観客にショックを与えるにちと弱いんではないのかなぁと思った。
安部

安部の感想・評価

3.2
少女の目覚めっていうサブタイトルつけた人に拍手。久々にしっくりくる邦題の映画を観た気がする。

世にも珍しいハンバーグ(調理済)(袋無し)の万引きを観れる。万引きっていうかポッケにねじ込むだけ。びちゃびちゃである。
まともな神経っていうか普通の人なら気分悪くなるし、日曜日の夜に観てしまったことを必ず後悔すると思うけど二転三転して最後まで失速しない。

子供が生まれたらフランスの獣医学部には絶対に入学させないと強く誓いました。
tukino

tukinoの感想・評価

4.0
ベジタリアンの少女ジュスティーヌは新入生への洗礼儀式で生まれて初めて肉を口にした事により未知なる欲望へと目醒めていく。食人行為による性のメタファーを表現し、血の赤と少女の戸惑い、抑えきれない衝動と肉欲が美しいコントラストを生み出す。父親や姉はそれらの行為を一貫して否定せず、カニバリズム行為やジュスティーヌの"目醒め"に対し一種のアイデンティティとして肯定しているのが印象的だった。
少女の繊細で脆くも美しい青春と脱皮、溢れ出す欲望と葛藤をフランス映画ならではの描き方で表現する映像美と音楽には終始眩暈する。
なんでコレをお父さんと観ちゃったんだろう…(不可抗力)
人の味を知ってしまったら止められないのは怖いし結末におののいた。映像が綺麗だから救われたところが多々ある。
そもそも獣医学科の慣習がだいぶえぐい