RAW〜少女のめざめ〜の作品情報・感想・評価 - 233ページ目

「RAW〜少女のめざめ〜」に投稿された感想・評価

古典的な意味でホラー映画であるとは言いにくくて、むしろエクストリーム青春映画と言った方がしっくりきそうな感じで、その年頃特有の主体の不安の過剰な表現としてカニバリズムが用いられる、といった印象。過剰にグロいと同時にそこかしこで笑えたりもして、かな〜りセンスいい傑作(オチも笑える、つうかズッコケる)。だけれど、スラッシャー的に「怖い」のかといったらその形容詞は当てはまることはなくて、もうどうしようもなく気持ちが悪い、居心地悪い、吐きそう、パニクるしかない、といった主体内部の感覚の表現にこそ力点が置かれる。それゆえ古典的なホラーであるとは感じられないし、だからむしろこういうセンスこそが21世紀のホラーのスタンダードであるように思う。世に溢れかえる凡百のゾンビ映画も、いい加減このあたり見習って「ゾンビに襲われる怖え〜」から「わたしゾンビになっちゃうかもどうしよう」ってな不安の表現にシフトすべき時代なんじゃないですかね。
フランス国際映画祭にて鑑賞。
ストーリーも描写もパンチがあり、すごく見応えがあった。

日本で正式な上映始まったらもう一回観たい。
mol

molの感想・評価

4.7
フランス映画祭で
めっちゃ期待して行ったけど期待以上だった
最初は家族の強すぎるしつけでベジタリアンにならざるを得なかったのかと思っていたけど裏切られた
ラストは賛否ありそうだけど好きです。
最初の車のシーンとかユニコーンのTシャツとかブラジリアンワックスとかよかった。
カメラワークとか伏線のはりかたとか本当にうまくて映画としてそもそもすごくクオリティが高い
ちょいちょいブラックコメディ感あって笑った
カニバリズム物だけどホラーっぽくなくていい映画見たなーっていう気持ち
でも、痛々しくてグロテスクで目をそらしたくなるところは本当に見ていたくなかったけど目が離せなかった
主人公のキャスティングがはまってた。芋っぽさとミステリアスな感じが
去年ネットで存在を知って、ずっと観たかった作品!やっと見れたのだけど、私は苦手なやつだった〜、、カニバリズムシーンが、生々しいというか、倫理的に?自分的には考えられない物を食べたので、その瞬間見ていられない!!ってくらい嫌悪感で頭が痛くなった。なんでもない、健全な女の子がそうなってしまうってわかっててみたけど、それが私にはダメだった。
でも、最初の新歓で這いつくばるシーンの絵的に良いホラー感とか、エンドクレジットの音楽の入り方とか、この監督の作品もっと見たいなと思ったし、クラブのシーンのカメラワークとかも良かった。あと、主演の子の顔の演技がすごかったw
オチについては、それまでの嫌悪感が一気に消え去ったので自分としては良かったけどwカニバリズムに走る理由があれだと、ちょっとB級感でちゃうけどいいのかな??って思った。
終始、モゾモゾしながら見てしまう映画だった。
Uえい

Uえいの感想・評価

2.5
こういう映画って、ただグロさを見せつけるだけになってしまって内容が無い作品が多いが、過程がかなり丁寧に描かれていて素晴らしかった。主人公の目はネオンデーモンのエルファニングを連想させた。
紫色部

紫色部の感想・評価

3.0
2017.6.25 TOHOシネマズ日劇(フランス映画祭)

音の露骨な変化や、緑に収束していく照明の使い方なんかはアガるが、デヴィッド・ロバート・ミッチェルの二番煎じ感が強くていまいちノレず。
先行上映行けて良かったー。
姉妹間の感情複雑すぎ。
主演の子と映像がきれい。
okimee

okimeeの感想・評価

3.5
フランス映画祭2017
各国で失神者続出という触れ込み。
気分悪くなったら抜けられるよう、なるべく端っこの席を予約。

さすがに失神はしなかったけど、想定のちょっと上を行くカニバリズム。

両親は危険と隣り合わせなのわかっていながらなぜあの学校に行かせたのか‥。。
大人への通過儀礼、ということだったのか、、、

主演女優はよく演った!という感じ。
とにかくお姉ちゃんのきているユニコーンTシャツが可愛すぎてほしい。

とにかく喉はかわいていたけど、クレジット流れるまでコーヒー飲めなかった。
yshrkmzk

yshrkmzkの感想・評価

3.9
草食動物から見たらセルロースを分解できない菜食主義者は屁みたいなもん。自戒を込めて。
keeper7

keeper7の感想・評価

3.5
カニバルホラーの形を借りながら、実はひとりの少女の"少女"から"大人"への成長物語。
ホラー映画を観るつもりで期待すると違和感があるかも知れません。

映像にグロテスクさの中にもどこか美的な雰囲気があるのは女流監督らしい。
大人になるという事は、イノセントなものに何か汚い因子が入り込んで形成されて行くことも一つ。全てが良いものだけでは大人にはなり得ないし成長出来ない。
誇張はされているが現実とは、成長とはこう言うものだと言っている気がした。

自分はグロ耐性があるが、この作品もそこまでグロくはないにも関わらずシチュエーションでとても嫌悪を覚えた。(褒め言葉)
Oliver Afonso氏の特殊メイクが秀逸すぎる。犬は本物だと思うが。
それにしても向こうの学生はあんな頻繁にどんちゃん騒ぎしてるのだろうか?体がもちません、、

フランス映画らしく癖のある作家性が少々出ているが、良作だった。