RAW〜少女のめざめ〜の作品情報・感想・評価 - 5ページ目

RAW〜少女のめざめ〜2016年製作の映画)

Grave/RAW

上映日:2018年02月02日

製作国:

上映時間:98分

ジャンル:

あらすじ

16歳のジュスティーヌは厳格なベジタリアンの獣医一家に育ち、両親、姉と同じ獣医学校に入学。初めて親元を離れ、見知らぬ土地の大学寮で学生生活を送ることになった彼女は、新しい環境で不安に駆られる日々を過ごす。新入生通過儀礼として 生肉を食べることを強要されると、どうしても学校に馴染みたいという思いから家族のルールを破り、人生で初めて肉を口に する。その行為によってジュスティーヌの本性が露わになり、次…

16歳のジュスティーヌは厳格なベジタリアンの獣医一家に育ち、両親、姉と同じ獣医学校に入学。初めて親元を離れ、見知らぬ土地の大学寮で学生生活を送ることになった彼女は、新しい環境で不安に駆られる日々を過ごす。新入生通過儀礼として 生肉を食べることを強要されると、どうしても学校に馴染みたいという思いから家族のルールを破り、人生で初めて肉を口に する。その行為によってジュスティーヌの本性が露わになり、次第に変貌をとげていく。彼女が本当に求めるものとは..。

「RAW〜少女のめざめ〜」に投稿された感想・評価

悪しき慣習と系譜

シミだらけの白衣とか全体的に小汚い

血・肉
ツ

ツの感想・評価

4.6

【少女が知ってはならなかった禁断の「味」】


このポスターを一目見ただけで格好良過ぎて絶対観ようと決めていた作品。


「ネオンデーモン」と同様なショックを期待していたが、少し違う衝撃を受けた。

まず全体を通して一番気になったのは登場人物たちの「息遣い」。
ここまで、こんなにストレートに息しているのを感じさせた作品は初めて。

そしてとても視覚的な映画。
色合いやシーンの構成、カットの一つ一つがすごく印象的でカッコイイ。
スタイリッシュなシーンもあれば、幻想的なシーンもあり、そして何よりも目を背けたくなるシーンが多数。

音楽のチョイスもすごく良くて、各シーンとすごくマッチしている。

肝心の脚本は予想を裏切るような仕上がりになっていて感心した。
エンディングは途中まで気付かなくて、気付いた時久々に映画で鳥肌が立った。
ただ主人公と姉、二人にスポットライトがアンバランス的に当てていて、主人公一人だけの物語で作られていれば彼女の孤独、と覚醒が上手に伝わっていたし、もっと深い作品になっていたと思う。

抑え切れない衝動と狂気、画面から血と肉の臭いが伝わりそうなほど、生々しい作品だった。
イントロとアウトロの「RAW」のタイトルのどアップがめっちゃカッコイイ。
ポスターのシーンも最高に痺れた!
今まで観た映画のカットの中でトップ5に入るぐらいゾクッときた!

早くまた家庭版で再度鑑賞したい。
しまだ

しまだの感想・評価

3.9
見終わった後、良い作品に出会えたという充実感が得られた。

両親に守られ体型の出ない服を着てパンケーキを食べて生きている女の子が、ある時期から月経によって自分の生殖機能を自覚させられたり、料理をするようになって他の命を潰して食べてることを認識したり、異性から性の対象として見られると知ったりというのは誰でも経験があると思う。
十数年付き合ってきたこれまでの自分が、突然動物的な新しい自分に塗り替えられていくあの感覚を思い出した。

さすがに人肉は食べないけど、それでも主人公の戸惑いや衝動は理解できたし、この女性監督が描きたかったのはそういうことなのかなと感じた。
終わり方もキレイで良いです。
ほび

ほびの感想・評価

3.8
中々面白かった!
グロいシーンなどが、痛みに共感できるものが多くて少し気持ち悪かった、、
めちゃくちゃ好き。
序盤の匍匐前進が良かった。
青と黄色が混ざって緑になるのも良い。
姉妹喧嘩、鏡前での踊り、シャワーとか全部好き。
フランスの映画館ではあまりに過激な描写のためにエチケット袋が配られたという作品。
はっきり言えば私も気分が悪くなり、何度帰ろうかと思ったことか……さすがに戻しはしなかったが、見終わった後になんとも言えない気持ちになった
(その後にキムチ牛丼を食べているが)

食というのは生きることの象徴である。
性は心が生きると書き、食と性というのは人間の3大欲求の2つでありそれだけ生きることを意識した行為である。その対極にあるのが死であり、このこの生に関することが濃密に描かれるからこそ、この死がより強調される。

私は正直、苦手な作品であるが本作がそのような描写を必要としたのはとてもよく理解できるし、観客を煽る為だけのグロテスク描写ではない。その意味ではとても上手い映画でもあるのだ。
ただし、生理的に受け付けなかった……こればかりはどうしようもない部分である

一見の価値は大いにある映画なので、ぜひともグロテスク描写に耐性がある方は劇場へ向かって欲しい
##総評
5.0 生理的に訴える気持ち悪さが本当に気が遠くなりそうで最高
※かなり人を選びます(グロいからではなく、本当に生理的に嫌悪感を抱かせること”だけ”にほぼ絞られた映画なため)

##良いところ
- 生理的に嫌悪感を抱かせる描写の数々。長い。気持ち悪い。最高。
- パクパクシーンになったときにかかる曲。すっげー脳に来る。
- エンドロール中に上記の曲がかかるんだが、なんか本当に血の気がサーっと引いて失神感覚があった。こんなの初めて。

##悪いところ
- ストーリーの必然性(?)がなんか色々とない。別に気にならないけど!(それどころではないので)
- オチがなんかえーって感じ。別に気にならないけど!(それどころではないので)
momoka

momokaの感想・評価

4.0
一旦面白い面白くないは置いといて、、めちゃくちゃ記憶には残る作品!!
カニバリズムに対してこんなに考えたのは初めてだし、人間の中に潜む動物性を突かれて私の中にも眠っているんじゃないか、、?と問いかけてしまう
映像がめちゃくちゃセンスあって綺麗な分、エロもグロのシーンも平気で見れた
一緒に観てた他の客が会場を出るとき「主人公に感情移入できなくてダメだったー」って言っててできるわけねーだろって思った
oyako

oyakoの感想・評価

-
映像は冷たさを感じる色調で、赤が生えるような撮り方でした。
音楽は大げさにわかりやすいくらいの悲劇感。途中までは変な学校に来てしまった主人公のお話というかんじ。ベジタリアンな彼女がお肉を口にしてしまったところから歪んでいく。

マイノリティにあるカニバリズム、今でも実際に存在するんですかね。。お伽話に葬られているような、昔話の域にある気もする。
まだ存在してるのなら、血は争えないんだろうな。

人の肉に目覚めないようにベジタリアンに仕立て上げてた母の努力に、まさか、あなたが?なんて思ってたけど母もそうなら姉妹も遺伝しますね。。
お姉さんが自分の指を妹が食してたらショックを受けるのに、それを煽るような行動に不気味さを感じる。
思春期の性と食はとても近しくて、本能を理性でコントロールし難いところがある。
人の肉がすきなんて、それでなくてもアウトロウなのに適度に調整すら難しい。彼女はこれからどうやって生きていくんだろうか。