RAW〜少女のめざめ〜の作品情報・感想・評価 - 5ページ目

「RAW〜少女のめざめ〜」に投稿された感想・評価

b

bの感想・評価

4.2
日常の雑音を遮るかのような突如としたBGMや警鐘のような音
野獣化するような目つき
その中で動く人間の一握りの理性と衝動的欲求
カニバリズムとは自分の欲に正直なサイコパスキラーのイメージだったが、(ハンニバルから)この映画ではそれと対照的な迷いが生じている人間味が多い少女が描かれている、まさに目覚めの第1段階だ
そしてそれが性的行為により抑制が効かなくなる、自分自身全てさらけ出てしまう最も難解な問題と衝突するシーンも、カニバリズムという偏食に戸惑う人間として描かれていたのが新しい見方で新鮮だった

また最後のオチとしては納得できたが、なんともテーマがグロテスク表現の多さにややインパクトの弱さを感じた
急に突き放したりくっついたりする姉妹愛は可愛かったな〜
ReNa

ReNaの感想・評価

3.4
あうーーー。
なんかこう。あれだね。
はぁあ。ってなるね。



1つ思ったのは
あの行為を行うときって
自分の欲望がさらけ出されてしまう瞬間なのかもしれないなぁ
と思った
aquarius

aquariusの感想・評価

3.6
ある女の子の成長物語。
ベジタリアンで育てられてきた少女がある出来事を気に……。

グロテスクなシーンが多いけど、表情、音楽などで不思議と緩和されてます。
伝えたかったのは究極の愛なのかなぁ。。。
カニバリズムというグロテスクなモチーフにも関わらず、瑞々しさを感じる映画。
肉アレルギーだからと母親から食事を制限され、ベジタリアン+過保護気味に育てられた少女が、大学進学を機に外の世界からの洗礼を受け、無自覚かつ抑圧されていた感情や欲望を一気に放出させていく。まるで勢い良く吹き出る血のように。

オープニングの不気味な事故、予感させる姉の言葉、そして父親の告白。点だけでは不可解だった現象が線で繋がったとき、絶句した。ジュスティーヌはこれからどう生きていくのだろう。

“肉”は性も連想させる。少女が“肉欲”にめざめ大人になる過程を美しく、グロテスクに描いている。
〜少女のめざめ〜という副題がぴったりだと思った。

いい体したルームメイト(ゲイ)を凝視してたら鼻血が…のシーン、とても可愛い。
人の肉を食べるというタブーと、姉妹や家族や友人との愛の話だった。
生々しいシーンもRAWっていうタイトルにピッタリ。
ベジタリアンだった理由も最後にわかる。
ジュスティーヌが姉の指を食べたときの音楽が印象的だった。
ンフフフフ…
なんか所々笑えるんだよなぁ。
笑わせにきてるのかなぁ。
そんな所と、少女の変化が大人になることと少し被ってみえて面白かった。
美雨

美雨の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ベジタリアンの女の子が初めて肉を食べ、自分の中に眠っていた人間の肉への欲求が目を覚まして獣のようになっていくお話。

見ててドキドキした。
ビースターズを思い出した。

このレビューはネタバレを含みます

シンプルながらも印象強いビジュアルのポスターの本作。
フランス映画だからなのか、モノローグでの説明などはなく、ところどころのエピソードがなんらかのメタファーになっているのが面白い(子宮をイメージされたベッドや皮が剥ける=脱皮)など。
恋愛映画とも違う、青春映画でも違う、私は家族愛が一番のテーマなのかなと感じた。姉は横暴なようでいて、指を食べられても怒らず、食人の先輩として不器用ながらにも導こうとする。妹はそんな姉に怒ったり、好きな男を殺されても結局は許してしまう。
でも今も思うとウサギの腎臓を食べさせるのを止めなかったのは妹も食人仲間になって欲しかったからなのかなー。歪んだ愛情。狩りの仕方を教える所や喧嘩の獣ぽさの表現がうまい。
最終的に母親も食人をするとわかり、血筋のせいだとわかるが結局問題事態の解決はしていないけど鑑賞者の想像に任せられたのかもしれない。
ベジタリアンの少女が、ムリヤリ肉を食べさせられたのをきっかけに
食人衝動に目覚めていく話。
目覚めていく過程の痛い表現、カニバリズム表現、ともにうまかった。
全編通して、食人衝動と性欲や、快楽、中毒、といったものをごちゃまぜに配置していて、
見ている人の「正常な感覚」を揺さぶる作りになっていてる。
内容は、もう一歩先まで描いてほしかった。
少女が結局自身の衝動とどのように折り合いをつけたのかが謎のまま。
オチは殆ど想像通りのものだし、どんでん返しになっているわけでもないので微妙。
深夜に見てなんとも言えない感情で寝ることに…

夢見悪そうだなぁと思って寝たけど、ラーメン屋に行く夢だったからよっぽど映画の内容が嫌だったのかも。(グロさが)

内容は良いと思う、面白かった。