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東京喰種 トーキョーグールのIdeonのレビュー・感想・評価

3.5
人間を喰らうグールが住む街になった東京。主人公カネキは読書好きの大学生。行きつけの喫茶店で見かけるリゼという女性に恋していた。やっとのことでデートにこぎつけた、その帰り道、リゼと抱き合うカネキ、ところが次の瞬間、肩口に鋭い痛みを感じる。何とリゼはグールだったのだ。深手を負い、逃げるカネキに、リゼがとどめを刺そうした、その時、工事現場のワイヤーが切れ、鉄骨がリゼを直撃した。瀕死のカネキにはリゼの臓器が移植され、カネキは半グールになってしまう。人間の心を持つグール、カネキの苦しみが始まるというお話。
多少、原作より年齢がいっているということ以外は、ほぼ原作に忠実な仕上がりで、イメージが壊れるという心配は杞憂であった。カネキ役の窪田正孝は、彼以外には出来ないだろうと思われるほどの熱演。心配された清水富美加は、彼女のベストアクトではないかと思われるほど頑張っている。それだけに、最早、続編への出演がかなわないのが惜しまれる。
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