じゃん

浮雲のじゃんのレビュー・感想・評価

浮雲(1955年製作の映画)
3.6
編集が上手い。
さくさく進む。

昔の男から襲われたシーンとか、サラッと流して、大袈裟には扱わない。必要最低限のシーンだけ。

高峰秀子は上品さと蓮っ葉な感じと両方出来るのがいいなあ。

過去の南方での色気、
現在の日本でのスレた感じ。
声が低いのでドスが効いてる。

男女の会話はあるけど、心の繋がりは無い。寂しい話。

と、ここまで前半観てる分には面白かったのだが、後半はもう腐れ縁のgdgdで面白く感じなかった。

まあそれだけgdgd感がリアルなのかもしれないが。

途中の岡田茉莉子がもう少し出演シーン多ければ嬉しかったが、その妖艶な魅力は充分伝わってきた。
むしろこっち主演で観たい気も(笑)