みおこし

絵文字の国のジーンのみおこしのレビュー・感想・評価

絵文字の国のジーン(2017年製作の映画)
3.0
昨年度ラジー賞を獲得した問題作をようやく鑑賞。主役は絵文字の中でも「😒」という時点で嫌な予感はしていたのですが...(笑)。

とある少年のスマートフォンの中には、絵文字たちがにぎやかに暮らす町、テキストポリスがある。ここに住む絵文字のジーンは、不機嫌な「ふーん」顔の役割をもっているが、非常に表情が豊かでなかなかこの表情ができなかった。ある日、いよいよジーンの初仕事の日がやってくるが...。

正直思ったよりも楽しめたというのが本音です!(笑)Filmarksでの評価も圧倒的に低かったのですが、絵文字の世界観はかなり掘り下げられていたし、驚きの発想の連続で楽しめました。
しかし、とにかく挟み込まれるギャグが寒くて寒くて、かなり滑り倒していた印象...。せっかくジェームス・コーデン、マーヤ・ルドルフ、ジェニファー・クーリッジなど素敵なキャスティングなのに、どうしてこうなってしまったのか...。
ストーリーも一見いい話に聴こえつつも、よくよく考えたらちんぷんかんぷんな設定とエンディングにポカーン。皆さんが引き合いに出されている『シュガー・ラッシュ』や『インサイド・ヘッド』のような泣けるシーンが特にあるわけでもないので、とりあえず色彩豊かな画面が可愛いな〜と思っているうちに映画が終わってしまっていたのが残念すぎます(笑)。

でも本作を観てから絵文字を使うときの心境に多くの変化が生まれました。ちゃんとまんべんなく選んであげなきゃな!と(笑)。
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