永遠と一日に投稿された感想・評価 - 14ページ目

『永遠と一日』に投稿された感想・評価

研ぎ澄まされた構図に、目を見張るようなカメラワーク、緊張感に満ち溢れた壮大な長回し。ワンカットワンカットに込められた情熱。ひとつのカットを作り上げるのにどれだけの時間と労力を要したことだろうか?骨の…

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leyla

leylaの感想・評価

4.8

静謐でいて、深い。最後に得も言われぬ涙が流れました。オールタイムベストです。

死を目前にした詩人アレクサンドレの最後の1日。

アルバニア難民の少年との出会いと惜別、そして自身の人生の悔恨を描いて…

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H

Hの感想・評価

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どうやって撮ったのか聞きたくなるような長回しがぜんぶ美しいし、詩人が主人公とはいえ台詞というよりも詩。

お母さんを訪ねるところからの一連のショットが印象的だった。自分もいつか死ぬのかと、ふと我に帰…

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yuuuk

yuuukの感想・評価

5.0

死の前にした詩人の旅路。妻アンナの愛についてと「いまここにいる」感覚を持てず生きてきたことと、2つの課題に向き合う。男の子は彼自身の分身かもしれない。

時間を巻き戻したり空想に入るとき、現在の空間…

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akubi

akubiの感想・評価

4.3

曇天の下の花嫁。霧の向こうの闇。避けられない終わり。たぐりよせる悔恨。よごれた歴史。詩人の哀愁。
こどもたちの嘆きの詩は弔いの火とともに哀しみの夜空にとけた。
見えない未来を託したい、ちいさな希望た…

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「何一つ完成していない、あれもこれも下書き、言葉を散らかしただけだ」
詩人と難民の子のロードムービーなのだが最高すぎた、良さを伝えるには言葉が圧倒的に足りない。少年は言葉を贈り、彼は受け取る。

病気で死にかけて明日から終末医療的に入院するっぽい詩人の老人が最後の一日を過ごすうちに難民の少年を助けたりする話。自分と同じ年頃の母親や、ずっと若い死んだ嫁が違和感なく出てくる。全編、セリフは詩っぽ…

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“私は何一つ完成していない
あれもこれも下書き
言葉を散らかしただけだ”
考えに耽っているとつい周りが見えなくなって、気づいたときにはもうひとりぼっち。回想と現実のシーンに区切りがなくてずっと錯覚で…

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のんchan

のんchanの感想・評価

4.1

今日の午前の1本当に選んだのは、あの『ヒトラー』になりきり演じたブルーノ・ガンツ主演のこちら。

詩人アレクサンドロスは重病を患っている。彼は19世紀の詩人について研究しているが、入院を明日に控えて…

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si

siの感想・評価

4.7

このレビューはネタバレを含みます

冒頭があまりにもゆったりとしているのでついつい寝そうになったが、撮影エグすぎてどんどん引き込まれる。

子供との出会いシーンが素晴らしい。信号待ちの車の窓掃除を勝手にやっては小銭をせがむ子供の集団。…

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