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映画館の女たちのろのレビュー・感想・評価

映画館の女たち(2015年製作の映画)
3.9
グランフロント大阪で開催中のショートショートフィルムフェスティバル2016へ行ってきました!
フランス映画祭とアカデミー賞作品の2プログラムを体験。

笑いと愛と涙と。
悲しみ、切なさ、もどかしさ、やるせなさ・・・
全感情を揺さぶられる10本でした( ;∀;)

かっこつけじゃない、リアルを追求した映画とはまさにこのこと。心の底から感動。圧倒されっぱなしでした。



((ここからレビューです!))


「私たちは治らない病気なの」
「どんな?」
「”希望”よ」


今作「映画館の女たち」は上映時間14分45秒。
ジャンルはコメディ。


落ち込む親友を映画に誘うジョセフィーヌ。
彼女たちは「忘れじの面影」のリバイバル上映を鑑賞。
友人が映画を楽しんでくれたと思いきや、号泣していて・・・。


フランスの女性っていつまでも若々しくて ”希望” を持っているのかしら。登場人物は私の母ぐらいの歳の女性2人なのに、なんだか青春映画のようなラブコメでした( *´艸`)


親友さんがなぜ号泣していたのかと言うと、ストーリーに感動したからではありません。むしろ映画は全然観ていなかった(笑)隣の男性に太もも触られてそれどころではなかったんだとか(爆笑)

そして、その男性にメモを渡されるのですが劇場にポイっと捨ててきてしまう。
それを聞いたジョセフィーヌ。
「え!めっちゃもったいないやん!!!今から取りに行こうよ!!!」

1番好きなシーン。
劇場ではすでに映画が始まっていて、中に入れてもらえません。そこで、ジョセフィーヌは考えた。
「私が受付のおじちゃんを捕まえとくからこっそり中に入り込んで探しに行きなっ!」
メモを無事回収。
その男性に連絡をしちゃうわけなのですが・・・。


最後、ジョセフィーヌが親友に尋ねます。
「今、どんな気分?」
「そうね、映画の気分かな。明日また観に行かない?」

今度は太もも触られずに無事鑑賞できるといいね(爆笑)
ろ