マーティよ、「未来」を掴め
三部作の最終作。締めくくりの一作です。
100年前の西部劇の時代を舞台にマーティとドクの最後の時間旅行が幕を開けます。
やはり、本作での見どころはドクです。
マーティのサポート役として、今まで立ち回ってきたドクの内面が明らかになります。
そのおかげかドクとマーティの絆がより感じられ、グッときます。
西部開拓時代のヒルバレーも見どころがたっぷりですよ。
前2作のハラハラはそのままにどこかほろっと涙が溢れる本作。
来たる時間旅行の終わりはどのように終わるのか。
マーティはどう成長するのか。
ドクは自分のやりたいことを達成できるのか。
そもそも二人は元の世界に戻れるの?
その答えはぜひご自身の目で確認してください。
個人的にはシリーズで一番好きな作品です。
特にラストシーンは名言のオンパレードで観る度に前向きになれますね。
シリーズとしても締めくくりとなるメッセージに満ち溢れています。
未来はツキでもツケでもなく、自分自身で切り拓くもの。
「タイムマシンがあればなあ」と思う方にこそ見てほしい傑作です。
デロリアンは夢と共に勇気も与えてくれますよ。
