黒柳徹子似のエレーヌを罠に陥れようとするポールの悲哀。爪が甘すぎる杜撰な計画の中だるみは凄まじいけれど知的障害者のエレーズを麻薬入りボンボンで酩酊させblue filmを観せながら犯すという背徳感。…
>>続きを読む後の『刑事ラヴァルダン』を想起させる冒頭の唐突すぎるカット割りの速度感(かつ暴力的な展開と異様に軽いフライパン殴打の音)があまりに気持ちいい。ドラッギーなほどだと思ったら、後半にあからさまにドラッギ…
>>続きを読む工作員が言う「人は孤独だとヘマをするものだ」ていう台詞グサっときた。
けどそれでも脳みそフル回転で立ち向かうオードランさんはちょっと真っ当過ぎるのもなんかなと言いたくなるけど真っ当だからこそ今リバイ…
このレビューはネタバレを含みます
キッチンで息子の朝食の支度をしていた際
目覚めた夫の異変に気付く妻エレーヌ。
青ざめた夫は彼女をドアを叩き付けると
駆け寄る息子を鷲づかみにし放り投げてしまう…
☆ ---…
何気ない親子の朝食の風景で始まるかと思えば突如として、夫の猛烈なDVが始まりという衝撃的な冒頭のシーンから始まり、夫の金持ちの親がステファーヌオードランから息子を取り返そうとして、探偵みたいなやつを…
>>続きを読むあまりに衝撃的な冒頭(編集も素晴らしすぎ)とラストばかり脳にこびりつきがちだが、苦悩しながら確固として歩みを進めていくステファーヌ・オードランと、彼女を取り巻く厭な登場人物たちの往き来が丁寧に作り込…
>>続きを読むあまりにもショッキングだがひどく滑稽な冒頭2分で目が醒める。夫家族から息子を取り戻すべくステファーヌオードランが住み始めた館には、カードに勤しむ魔女のような老女3人をはじめヘンな人間しかいない。ステ…
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