テレビで視聴。
「夏企画?あまり見ないジャンルも見てみよう!シリーズ第3弾!」
で、、、このレビューを書くかどうかかなり迷ったんだけど、、
いろんな映画があっていいし、いろんな楽しみがあっていいと思う。
この映画もそう。好きな人が楽しめばいい。
見たくない人は見なければいいと思う。
ただ、「昨年度邦画実写観客動員1番!」て、 なると、ちょっとは言わなくちゃいけないなって、、悪い癖
→ごめん、セルジオや張さんになってしまいそう(・・;)
このから先は、この映画が好きな人は読まないでください。正直な感想を書くことで不快に思う人もいると思うので。
ジャンルで言えば、「和製喜劇・漫画の世界の劇画化」にあたるのかな。
はっきり言って、1場面も1秒も面白くなかった。全く笑えなかった。
冒頭のカウントダウンTVとか、「ズラじゃなくて桂」とか笑えます?
例えると、ワッキーや岡田やサバンナの「ブラジルの人〜」の方とか、パンサーの尾形とか、うるさい芸人だけのトーク番組みたいな感じ。
オチがない、間がない、テンポが悪い、うるさいの連続。
長澤まさみも菜々緒も好きな女優さんだけど、やたらとがなりたててうるさいだけで可哀想
橋本環奈は可愛いけど、それがスクリーンでは、生かされていない。動きやセリフが緩慢、
あとの役者は仕事してるなって感じ
一番ダメなのは意外にも菅田将暉。
僕の中の「菅田将暉伝説」がいとも容易く崩壊。
ちなみに「菅田将暉伝説」とは、どんなつまらない映画でも彼が出ている場面だけは輝く
菅田将暉ご本人と事務所に進言したい。
仮に今公開の第2弾が当たっても、続編のオファーは断ろう。
これは君のやる役じゃない。生かされてもいない。
ウルトラ発想転換。もし、銀魂役が菅田将暉だったら、、、小栗旬は良くも悪くも真面目過ぎ。
役者で良いのは、役で得したのもあるけど、堂本剛。彼の場面だけ締まる!キレがある。
映画としてはアクションも売りなんだろうけど、それをちゃんとやるならまだなんとか見れたけど、そこもCGで手抜き。
ゆるキャラや着ぐるみが出てきたり、業界ネタやパロディを言ったりするギャグも上滑りの連続。とっておきの佐藤二朗、ムロツヨシも輝いていない。
これが深夜帯の30分ドラマだったら、まあまあ面白いものになったかもしれない。
「勇者ヨシヒコ」みたいに、
ちなみに僕は「ヨシヒコ」は結構楽しく見てた。
そこが問題点。テレビで取れる笑いと映画は違うんだと思うんですがねえ〜
あのドラマの山田孝之のタイプ、つまり大真面目に笑わす人がいない。例えば長瀬智也のように!
それをこの映画は、変顔で笑わすレベル。低すぎじゃないですか?
ただ、取り柄も見所も皆無の映画だけど、
ラストの堂本剛と銀魂の戦いは、ちょっと面白くなりかけたのにな。
「なぜ、戦うか?」て。
「この世には守る価値のあるもんなんか、ない」の剛に対して、
「だから、守るもんを作るのよ、俺が」ぐらいの返しをして欲しかったなあ、