キミシマユウキ

Death Note/デスノートのキミシマユウキのレビュー・感想・評価

Death Note/デスノート(2017年製作の映画)
3.2
サエない高校生のライト・ターナーは突然空から降ってきた謎のノートを拾う。それは名前を書いた人物を殺すことが出来るもので…

『ブレアウィッチ』『ザ・ゲスト』の
!!アダムウィンガード監督!!
によるホラーサスペンス。
原作は大場つぐみ&小畑健による週刊少年ジャンプの漫画作品。
アダム監督への期待を込めて鑑賞。


ライト・ターナー
「名前は"キラ"にしよう!日本語だと"キラー"で殺人者って意味だから日本人が犯人だと思うでしょ??」


「え?キラー(Killer)って英語じゃね?」


そんな感じの映画(笑)
まぁハリウッド版デスノートなんて元から高いハードルを置いてるわけでもないのである意味期待よりは面白かった。
相違点を箇条書きすると

・ライトが天才じゃない、陰キャラ高校生
・Lが天才じゃない、コミュ障の黒人
・ミサ的な立ち位置の子は頭弱い、ビッチ
・全然心理戦展開しない、ゴリ押し
・リュークめっちゃ怖い、THE・死神

と言った感じ、個人的には監督のアダムウィンガードさんの作家性が結構反映されているかな?と思うシーンも多く、殺害シーンは無駄にグロかったりBGMで電子音ピコピコ鳴らしたりするのが彼らしいぞ。
ホラー監督だからこそあんなリュークが恐ろしい感じになるのでしょう。

キャストは新進気鋭が多い。
主演はナットウルフ(納豆流布じゃないよ)
ティーン向け恋愛映画とかによく出てる彼だけどまあまあかっこよかったです。藤原竜也の演技を勉強してからやり直しましょう。
ヒロイン役はマーガレットクアリー
『ナイスガイズ』にいたカワイイ子です!結構いいキャラしました。
そしてリューク役のウィリアムデフォー。
元々死神みたいな顔してる彼が(失礼)
唯一日本のドラマ版やアニメ版などよりハマりまくってるように感じたぞ!特にストーリーを大きく動かす役ではないけど存在感だけは一人前だ!(笑)
Lは語りたくないレベルの改悪だったので割愛します。
あと製作に絡んでる『ヒーローズ』のマシ・オカが一瞬出てました。一瞬。

まぁいつもの高度な心理戦を期待していると肩透かしを喰らいますが、ハリウッド版『ドラゴンボール』ほど爆死はしてないので、
是非Netflixの無料体験でもして観てみましょう!(勧誘)
初月1ヶ月は無料だから気に入らなければその間に辞めちゃえばいいんだよ!(勧誘)
あ〜Netflix楽しいなぁ(ステマ)

デスノート好き、Netflixユーザー、日本発のハリウッド映画を馬鹿にしながら見たい方にはオススメの作品。