バルバワ

シュガー・ラッシュ:オンラインのバルバワのレビュー・感想・評価

4.0
2018年最後のレビューになります!因みに1番下に私の2018年ベスト10と次点作品、ワースト1を勝手ながら上げておりますので悪しからずm(__)m

いや…ディズニー作品の射程距離はインターネットのように広い!

あらすじはヒロインのヴェネロペの住んでいるレースゲーム"シュガー・ラッシュ"が存続の危機に陥る。そこで主人公ラルフが立ち上がりヴェネロペと一緒にネットの世界に殴り込みをかける!的な感じです。

まず普段ゲームやスマホをいじってると当たり前のように起こる事象を可視化するとこんなアホらしいんだと思いました!いきなり出てくるムカつく宣伝や検索エンジンの予測機能のウザさ、ゲームキャラクターのカクカクした動き方には腹を抱えて笑いました!

あと今作は多重的な構造になっていて、友達論、仕事論や転職の話でもありますし、親離れ子離れの話でもありますし、またセルフセラピーでもあるという…マジでディズニーってなんなんだ!

あといろんな映画の要素もあり序盤の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』的なシーン(音楽もJunkie XLみたいでした。)や中盤の『ラ・ラ・ランド』の《Another Day of Sun 》的なミュージカルシーン、同じく中盤の排水溝から何かが覗くシーンは『IT -イット-』を彷彿しました。そして終盤は『ゾンビ』をはじめとするゾンビ要素+『キングコング』のコングや『ゴーストバスターズ』のマシュマロマンが街を破壊する怪獣要素からの『アベンジャーズ』を想起させるようなチームでの人命救助シーン…私が気づいてないことがまだまだあると思いますが本っ当に色んなジャンルをブチ込み、しかもクオリティーが高いという…ディズニー半端ない!

あと、キャラクター造形もディズニーらしい可愛いものだけでなく、子どもが観たら一定のトラウマを植え付けるようなキャラクターもいました。特にウィルスを渡すアイツとアイツの巨大な集合体…もし私が小さい頃に今作を観たら多分エンドクレジット中に出てくる車でiPadをいじってる女の子みたいになり、寝言で「ディズニー…う~んディズニー…」とうなされること必至です。

あとは予告の時からプリンセス達、通称プリンセズの中でもメリダは異質だと思っていた私は今作でもそこにひとネタあったので笑いました。あとあのアメコミの父のカメオ出演には目頭が熱くなりました。粋だね!ディズニー!

あと育児の秘訣聞きたかったなぁ…おっとこんなこと言っちゃうと「てめえで見つけろ」と猪木ばりにディズニーにどやされちゃいますねっ!イッケネ( ´👅`)ゝ

とにかく年末にワクワクすることができる映画を我々日本人に観せてくれたディズニーさんに感謝です!楽しかった!!





さて、今年もステキな映画にたくさん出会いました。さて冒頭でも触れましたように、ここで勝手ながら2018年バルバワ的映画ランキングベスト10+次点+ワースト1を書かせていただきます。

ベスト10
①『カメラを止めるな!』
②『ぼくの名前はズッキーニ』
③『イコライザー2』
④『LUCKY/ラッキー』
⑤『ヘレディタリー 継承』
⑥『スリー・ビルボード』
⑦『シュガー・ラッシュ:オンライン』
⑧『フロリダ・プロジェクト真夏の魔法』
⑨『ブリグズビー・ベア』
⑩『若おかみは小学生!』
図らずほとんど家族や親子映画が多かったです。『LUCKY /ラッキー』のラッキーじいさんと『イコライザー2』のロバート・マッコールさんに家族はいません。しかし二人は私の心の祖父と父なので無問題ですよ!

次点
『ちはやふる-結-』
『判決、ふたつの希望』
『ザ・プレデター』
『スカイライン-奪還-』
『ウィンド・リバー』
『勝手にふるえてろ』
『バーフバリ 王の凱旋』
『ラッカは静かに虐殺されている』
『未来のミライ』
『リメンバー・ミー』
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』
『ボヘミアン・ラプソディ』
もう大好きで大好きで仕方ない作品達…大好きだぁぁぁぁぁ!!!←錯乱気味

ワースト1
『インサイド』
ホラーとして怖くないし不快。文句なしです。

さぁ、2018年も色々とタラタラしたレビューを書かせていただきました。来年も宜しくお願い致しますm(__)m
皆様、良いお年をお迎えくださいませ!
バルバワ

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