「雨女」から評判悪いですね清水崇作品。
今回も、前回も、多分企画が先にありき！な上に乗っかっておられる故、このような事態に陥っているのでは・・・と思いたい。
今回ですね、怖い！と思ったのがラストのラストの歌、だけなんですよね・・・。
心底ブルッとしました。
後、特に怖いとこない。
タッキーを使ってなんかゴスっぽい悪魔的存在が虐げられている子供達を勧誘して、ってよくある話だけど、いじりようによっては面白くなりそうなのになー？
タッキーとゴスって相性良いじゃないですか？
そこに今流行りの猫的なのまで乗っけて、調子は完全にギャグキャラなんですけど、アレを突き抜けてこの人こわ〜まで持っていってくれればなぁ・・・単純にギャグでしかないのでペース乱されるのよねぇ。
引き連れてる子供達もきちんと意味があったのになんかいまひとつ怖くない。
門脇麦は結構ハマってると思いました。
何かを抱えた役、というのは彼女の十八番なので麦ちゃんはホラー系イケると思う。
でもキャラとしては軽率ってか馬鹿すぎだよね。
物語を引っ張っていくはずのコイツに微塵も感情移入できないのにコイツ自体が迷路に迷い込んでるのか迷い込んでないのかわからない・・・ここももっとひねれたと思うなぁ。
で、事の真相にたどり着いた時のということは・・・え？カルト的なのではなくサイコ的な？ちょっと線引きしづらくて、ここ線引きできないのはホラーの要素としてよくわからない気持ち悪いもの、として成立しそうなのに、見た目がやっぱギャグっぽくて台無しにしてるんですよね〜ほんとよくない。
誰かの揺るぎない視点というのが結構な圧力で入ってきてますよねぇ。
クライマックス対決シーンのロケ地のショボさとかいい感じで結構好きでしたw
白石監督があんなに頑張ってるんだから、御大清水監督もうちょっと頑張ってもらいたいなぁ・・・。
