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こどもつかいのbibliophageのレビュー・感想・評価

こどもつかい(2017年製作の映画)
2.6
どうもこの頃注意力が散漫なのか、作業しながら見ているのが悪いのか、ストーリーがわからなくなることがあります。

子供を虐待していると、正義の味方が現れて成敗されるよ、だからちゃんとしようねという話なのでしょうか?それとも、大人は裏で何をやっているのかわからないから、子供は注意しようね!ってことなのでしょうか。親も大変なんだからわかってあげようよ、という話なのでしょうか。

冒頭、団地の一室でるなちゃんがお母さんに虐待されています。お母さんはるなちゃんをベランダへ。そして鍵をかけてしまいます。しばらくすると、ベランダは静かに、お母さんが慌ててベランダを確認するとるなちゃんが居なくなってしまいます。お母さんはパニックで団地の人に聞いて回りますが見つかりません。しばらくして、お母さんが部屋へ戻ってみると、ベランダにはるなちゃんが倒れています。るなちゃんが何かに憑かれているような感じ。お母さんに人形の指を渡します。そこへ、黒マントのタッキーがたくさんのとしおくんを連れてあらわれます。

話変わって、麦さん演じるなおみ先生の保育園。その保育園にも親から虐待されているらしい、れんくん。なおみ先生はかわいそうに思い、れんくんを自分のうちへ連れて帰りお母さん代わりになろうとします。話変わって、なおみ先生の彼氏は新人記者で、連続不審死事件を調べています。不審死と虐待、そして黒マントのタッキーを追いかけていくうちに...

根本的に怖くないのです。清水監督に期待しているのは、こんな映画では無いと思います。そしてクライマックスもよくわからないのです。なぜ対決しないとならなかったのでしょうか?解決したのでしょうか?余韻って感じを出したいのはわかるのですが。どうにももやっとして暑さに負けそうです。
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