トムトム

曇天に笑うのトムトムのレビュー・感想・評価

曇天に笑う(2018年製作の映画)
2.0
原作、アニメ共に未見。
ファンの方には失礼だが映画館に行くたびに見せられたダンスCMには辟易していた。

立体にした時に違和感の無いアメコミとは違い二次元での見栄えを重視している日本のコミックのキャラクターを実写化するのはやはりツライ。
各キャラがケレン味溢れる多様な武器を持っている割にそれを生かしたアクションが構築されておらず勿体ない。

OPの祭りをドローン撮影しながらのアクションは良かった。

全体に薄味アッサリ風味。
敵が待ち構える場所への1人での殴りこみやピンチにかつての仲間たちが助けにくるシーンなど確実に燃えるシーンも演出のせいかアドレナリンがまったく出ない。

時代設定と身体中を包帯で覆ったデザインから「るろうに剣心」の志々雄真実を思い出すラスボス 風魔小太郎のやられ方はこういうジャンルの映画の中でも稀有なショボさ。モブか。

特撮ファンとしては凄い身体能力をもつゴーカイシルバー 池田純矢にもっとアクションさせて欲しかった。
フォーゼVS Wはもっとたっぷりとお願いします。

福士蒼汰はアクション頑張っていたが演技力がフォーゼの頃に戻ってない?
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