勝手にショートフィルムフェスティバル2018！！
フェンスで仕切られた国境を警備する二人の兵士。
彼らが手持ちのトランシーバーからサッカーの試合実況を聞いていると、突然、隣国の兵士が現れて...。
サッカーの実況と、国境警備の現場がシンクロするワンシチュエーションの短編。
"そこに国境があったとしても、
同じ出来事に共感できるのなら、
それでいいじゃないか。"
そう思うのも、つかの間、
一筋縄ではいかない展開には、
何とも複雑な気持ちに...。
本作では、
まるで｢猿の惑星:新世紀｣のように、
1発の銃弾によって状況が一変するさまが描かれるわけだが、
それは、作中でも語られる通り"オフサイド"のようなうっかりミスともいえるもので、何ともリアルというか、やるせないというか...。
また、平和な現代社会においても、
北朝鮮や核保有国が、
いつ"オフサイド"をやらかすか分からないわけで、
Doomsday Clock(世界終末時計)がゼロになる前に、
人生に悔いがないよう、
一刻も早く、今出来ることや、やりたいことはやっておこうと再確認させられた。
参考
「終末時計」残り2分、過去最短に 昨年から30秒短縮: 日本経済新聞
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO26166920W8A120C1000000
