Joey

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring YearsのJoeyのレビュー・感想・評価

5.0
初めはUNEXTで観ようと思ったのだけど、Amazon Primeはサラウンド対応だということに気が付いて、こっちで鑑賞。結果、大正解。こんなにサウンドミックスに拘った作品とは知らなかった。ビートルズのドキュメンタリーなんて、どれも同じだと思っていたけれど、これほど彼らのライブに拘った作品は他には無いんじゃないだろうか。早くにライブを止めてしまって、主に聴いていたのが後期のアルバムだったので、彼らのパフォーマンス力を侮っていた。

アメリカに進出し、ワシントンでのコンサート。ドラムセットが逆を向いている。客席に背を向けている。これをリンゴが向きを直そうとしている。そこで演奏されるのはI Saw Her Standing Thereで、リンゴが叩きまくっている。
サッカースタジアムでリヴァプールのサポーターが合唱したのはShe Loves You。
NMEミュージックアワードに登場したビートルズが演奏した曲はCan’t Buy Me Love。カウントも取らずに、間髪入れずに歌い出すポール。ジョンはポールから目を離さずギターを合わせる。

幾つもの貴重な映像が採用されているのだけれど、最後のルーフトップ・コンサートは圧巻。記憶が定かではなかったのだけれど、Don’t Let Me DownとI’ve Got a Feelingがこんな風にアレンジされていたんだ!
映画「Let It Be」はお蔵入りとなっており、簡単には手に入らない。昔々、海賊版を手に入れた事がある。当時は、まだVHSの時代。何回ダビングしたんだ!っていう代物で、映像も音も最低だった。内容もドンヨリとしていて落ち込んだという記憶しかない。それをピーター・ジャクソンが再編集するらしい。9月に公開。頼むから延期しないで!
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