のんchan

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Yearsののんchanのレビュー・感想・評価

4.3
ザ・ビートルズを知らない世代ではない!
ただ1963〜1966年のツアー時期というと、まだ本当に幼過ぎてリアルタイムでは乗り遅れていた世代でした。
後にTVで人気の凄さを見聞きしたけど、ここまで凄かったとは本当に驚きました。

4人が若くてエネルギーがあって、キラキラ輝いていて、ユーモアを持ってて、平和的でいた様々な映像が見られて幸せな気分になれました✨
初期の頃はインタビュー中にふざけていたり、まだまだ子供だった様子も見られます。タバコ🚬吸いながらの記者会見とか今では考えつかないけどね。

自分達も言っていたけど、1日にして人気が出たわけじゃない!と。
それぞれ別のグループで活動していて、そこから2人、3人、最後にリンゴの加入で4人グループとなった。

そこには名マネージャーのブライアン・エプスタインとの出逢いが大きかったという事を知れた。父親がレコード店を経営していて、本人もまだ27歳という若さ。上品でとても紳士的な人という印象。ブライアンは彼らのスター性をいち早く理解し、売り出す為のノウハウに先見の明があったと言えよう。
まず見た目は重要であるとし、ファッションにも力を入れ、一流の仕立て屋で細身のスーツを作った。当時のファッションの主流だっただろう。
髪型はマッシュルームカットが有名だったけど、実際はそれ程まん丸でもなかったような。

殺人的なスケジュールの中、若さもあって熟せたのだろうけど、グループとして活動する上で最も重要なこと。それは4人が本当にとても仲が良くて、お互いを尊重しあっていたこと。その姿が素敵だった💞

有名俳優達のインタビューも見れる。ウーピー・ゴールドバーグやシガニー・ウィーバーも夢中だったと少女のような表情で語る。

だんだんビートルズを知らない世代が多くなる一方で、今聴いても色褪せてない。古臭くない。若者ももっと聴いて歌って欲しいな🎶
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