ぶちょおファンク

ぼくと魔法の言葉たちのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★5 中盤★4.5 終盤★4.5

愛と優しさと思いやりに溢れ、包まれる
ステキな作品だった!!!!!!!!!!😭😭😭😭😭

ディズニー・アニメがポイントにはなってますが、
オーウェンにはディズニーが魔法であっただけで
別に“ディズニーを称賛”する作品でもなく、
ここを履き違えては絶対にいけない。(オレはディズニーが好きではない…)

ただ著作権、特に他社に対しては厳しいディズニーが全面協力しているのは好感が持てる。


観始めたとき(フィクション?ドキュメンタリー?)だったんで確認したらドキュメンタリーで、
フィクションと感じさせる演出や表現方法が
ヒトによっては過剰と捉えるきらいもありますが、
オレはこのアプローチの仕方はスゴいセンスだと評価します!!!!!

活発なこどもだったオーウェンはもうじき3歳という頃に自閉症となり言葉を失う…
っというあらすじで、
ひと昔前まで自閉症は“親のしつけ”だとか
漢字のイメージから心閉ざすのは“本人の問題”なんて言われており、
いまでは多くのかたが自閉症(精神疾患等も)は
“脳機能の問題”だというのを認識していると思います。

そんなオーウェンが言葉を取り戻すきっかけ、その時発した言葉、発しようとした相手も
“ウォルト・ディズニー”
が絡んでくるというのがなんとも奇妙な偶然で、
“事実は小説よりも奇なり”なんて言いますが、
こんな脚本フィクションでは書けないですよ。。。

微笑ましかったシーンのひとつ、
オーウェンに兄貴が
「キスするとき、クチビル以外なに使う?」っと問われ、
ゲス野郎のオレなんかはさ(舌…)って秒で想いつくけど、オーウェンは
「気持ち?feeling?」
だぜ!!!!!
汚れに汚れたおいらのこゝろも洗われるっちゅうねん!!!!!🥺🥺🥺
それとオーウェンが彼女と話す時に
声のトーン上がるのが可愛かった♪☺️
ヒトって実は恋する相手を前にすると、
まず瞳孔が開き(確認は難しい…)
声が高くなんのよね!!(笑

そしてご両親のオーウェンへの接し方や
人生の先達としてのアドバイスも素晴らしかった!!!!!!

ひとつ気になったのが兄貴で、
親と子には無い兄弟という独特の関係性からか、
ちょっとオーウェンに対して責任を独りで背負いすぎてるように感じ心配です。。。
けどそんな心配も他所にオーウェンは、
時に傷つきながらも逞しく、
そして楽しく人生を謳歌するだろうと想えてならない!!!!!😊

2019年9本目