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ぼくと魔法の言葉たちのnamのレビュー・感想・評価

ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)
3.7
「ディズニー映画が言葉を取り戻したという実話のドキュメンタリー」

2歳の時に急に自閉症となり、言葉を失ったオーウェン。しかしディズニー映画によって言葉を取り戻したという本人や家族への密着やインタビューによって構成されたドキュメンタリー。

現在の22歳となり大人になっていく、彼の半生を振り返る形の構成。昔のホームビデオやインタビュー、手書き風のアニメや影響を受けた実際のディズニーのアニメによって編集されているので飽きずに観れます。

自閉症の事は今まで詳しくは知りませんでしたが、発達障害で言葉をちゃんと認識できなくなり、言葉も話せなくなる事もあるようで、本作でもオーウェンは4年近くも話さない期間もあったりしたようです。そんな中で父親がキャクターになりきってようやく会話ができたエピソードは涙してしまいます。

そんな中でディズニーアニメの会話や感情で世の中の事象を置き換えて理解をしていたりと、人生の教科書になりえディズニん作品の素晴らしさを改めて再確認しました。

しかしながら中盤の言葉を取り戻すまでかハイライトで22歳の現在のストーリーは今の彼を知る上では重要ですが映画としては尻すぼみな印象でした。

ディズニーが好きな方にはおススメです!
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