8bit

光と禿の8bitのレビュー・感想・評価

光と禿(2016年製作の映画)
4.5
この映画もタイトルや、ハゲのおっさんが主役(しかもクリトリック・リスというなんとも味わい深い響きのステージネーム…)というだけで、スルーされてしまうのは勿体ないなあ…。

「やらなあかんときがあんねん。おとこには」

気付いたら泣いていた。
この男の不器用さ、実直さ、素朴さ、熱(苦し)さ。すべてが心に刺さった。
ビールジョッキ片手にパンツ一丁で歌っていたハゲのおっさんが、ラストシーンにはとても男前に見えた。

映画の魔法。音楽の魔法を感じた。

そして岸井ゆきのという魔法も。
あんな子に出逢ったら誰だって、大声で走り出したくなるだろうよ。
8bit

8bit