リュダ

エタニティ 永遠の花たちへのリュダのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

※ レビューというよりただの自分メモ

最初は母親目線、次は息子の結婚相手のマチルド夫妻目線で続いていく。
鮮明なまでに美しい。
高貴な家庭に生まれた娘なので衣装も家具の揃え方もキレイ。
娘が陽を浴びて卵を持ち、道をかける姿でさえ絵になる美しさよ。
透明で滑らかな肌をずっと観ていたい。

たくさんの子供を産んで愛してきたのに、子供たちの方から家を去るもの(突然修道院に入ると言いだした)、結婚して
出ていくもの、徴兵されて意志ではなく去るもの、どんどん母の前から居なくなってしまう悲しみはつらい。

約2時間の中で10人以上は亡くなってるんじゃなかろうか

1:23:50分位で流れてる音楽聞いたことあるんだけど、ドビュッシーだったけ?サティではないと思うんだけど…


ブルジョワ夫妻の娘は5人…そのうち二人は幼くして他界
やがてエレーヌとアンリエット、ヴァランティーヌは結婚した。その3人から18人の孫が生まれ第2世代は43人になる。3世代は154人。4世代は231人…


「双子の最期の顔を母は知らない」

“人生とは死者を見送るものなのだ”

“愛は学ぶもの。与えられるものじゃない”

“君の最期を見届けるよ。君もそうしてほしい。妻になってくれ”

「男性の愛は神の愛より確かだ」

”眠れぬ夜を過ごし、枕は汗で濡れた”
リュダ

リュダ