Miyuki

ニコラス・ウィントンと669人の子どもたちのMiyukiのレビュー・感想・評価

4.0
チェコの669人の子供達を救ったニコラス・ウィントンの実話を基にしたドキュメンタリー。

ドキュメンタリーかぁ、と思いながら見ていましたが本当に愛に溢れた映画でした。

ドイツの占領下にあったチェコからせめて、子供だけでも逃げさせたいと願う親たち。かわいい子供と離れたくない、でもこのままチェコにいたら死んでしまうかもしれない。断腸の思いで送り出した親たちの気持ちを思うと涙が…。

成長した子供たちも、当時の親の気持ちを思い、涙するシーンを見て涙。

そしてニコラスの善行を知った子供達が人助けの素晴らしさを知ります。自分たちもできることをしよう、と人助けの和が広がります。

ニコラスが始めた善行が、広がって行く様子は本当に感動的でした。愛の連鎖が広がっていくのが感動的でした。こんな今だからこそ、この映画を見て愛を感じて欲しいなぁと思いました。

他のユーザーの感想・評価

iman

imanの感想・評価

3.8
『Nicky's Family』
救われた子供達のインタビューの途中、何度も感動で震えた。それだけに、再現ドラマの安っぽさと最後の説教臭さが残念…
みつき

みつきの感想・評価

3.6
何人もの人たちを救ったけど、ニコラスさん本人はそれを当たり前のこととしていて、地位とか名誉とか全く気にしていない
救われた子供達の子孫もその心を受け継いでいて、その活動とかがニコラスさんの生きがいにもなっているんじゃないかなと思った
自分が救った子供たちと再会した時の感動は計り知れないものだろうなー
子供の未来って大切だなと実感した
実話を基にしたドキュメンタリー映画
669人ものユダヤ人の子供達の命を救ったニコラス・ウィントンの話。
映画っぽくなくて、ドキュメンタリー番組を観ている感覚でした。
実際に経験した本人たちが話しているのを聞いていると、すごく悲しくなった。
辛くて苦しい過去の経験は消えない。けど助けられた命を大切にして、違う形で今に繋げている事実がとても素敵でした。
人を救うってかっこいい。
K

Kの感想・評価

-
第二次世界大戦前、ナチが差し迫るチェコスロヴァキアでユダヤ人の子供669人を救ったイギリスのニコラス・ウィントンのドキュメンタリー。ニコラス本人や救出された人々へのインタビューとその当時の映像、そして再現VTRによって構成されており、内容も分かり易かった。

開戦する前の時間のない中、救出する子供たちの名簿作り、そして里親探し、旅券の手配。ただただ助けたい一心だったんだろう。それは、その後この活動を誰にも言わなかったことからも分かる気がする。彼によって助かった人々が、彼の存在を知るのは終戦のずっと後だった。

助けられた人々が番組を通して彼と初めて面会する映像や救出された人々で当時イギリスへ避難する際に乗った列車に改めて乗る映像は涙なしでは観られなかった。子供のために子供を手放さなきゃいけなかった親の決断の辛さは計り知れない。

シンドラーや杉原千畝のように戦時に人道支援した人について、また1人知れてよかった。

『不可能なようでも必ず道はある』
キキ

キキの感想・評価

-
"志と勇気があれば不可能はない"

ドキュメンタリーだからスコアつけれないけど、とってもよかった
ニコラス・ウィンストンのことも初めて知った。活動していたことを自分からは言わなかったなんて謙虚すぎる。知れてよかった。戦争という状況下で人のために行動できる人って本当に強いし、子どもだけでも生きてほしいと手放した親も、受け入れた大人たちもみんな子どもの未来のために動いていた。

彼の愛と優しさが次の世代へと広がっていく。子どもたちは未来。私にもできることたくさんある!
niko

nikoの感想・評価

3.7
こんな人がいたんだなぁ
手紙を返送した250人の人達の人生はより豊かになっていったんだろうなぁ
はと

はとの感想・評価

4.2
第二次大戦直前のチェコスロバキア。ユダヤ人のこども達を救ったイギリス人ニコラス・ウィントンのドキュメンタリー。こんな人がいたなんて。

『ハイドリヒを撃て』と合わせて見ました。愛するこどもを手放す勇気。繋がっていく命。とても素晴らしいドキュメンタリー。
イギリスのシンドラーこと、ニコラスウィントンの映画。
こういう作品にスコアつけれないなーって思う(笑)道徳の授業、これ見せたら?良くも悪くも教材感がある。
聞き取りやすい英語、かつおじいちゃんおばあちゃんのゆっくりスピードなので中学生のリスニングとしても使えそう…

“If something is not blatantly impossible,
there must be a way of doing it”
San

Sanの感想・評価

4.2

学校のような場所でたくさんの10代、20代に観てほしいドキュメンタリー。

ニコラスさんはもちろん、小さな子たちを送り出したお母さん、お父さんの勇気、受け入れた里親たちの温かさに胸が熱くなります。
シンドラーさんと同じように
ユダヤ人の子供を救ったヒーローの話。

実話なのと、ドキュメンタリーで
もう涙なしでは見れません。

この時代は恐ろしすぎる
「ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち」の感想・評価を全て見る

Miyukiさんが書いた他の作品のレビュー

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.6

6歳の息子立っての希望で鑑賞。ホラーがダメな私でも全然見れるレベルで普通に面白かった。

先日アトラクションに乗ったばかりなので、あー、この犬見たわ!とか色々思い出せるシーンもたくさんあって普通に面白
>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

4.2

グレタ・ガーウィグすげえな。マジで最高でした、観てよかった。

マーゴット・ロビーはめっちゃかわいいし、ライアン・ゴズリングはイケメンだけどおバカでかわいいし、おもちゃの世界とリアルな俳優とのバランス
>>続きを読む

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.9

車がトランスフォーム(変形)して戦う、それだけでめっちゃカッコいい、マジ最高。

今までのトランスフォーマーはシリーズを重ねるごとに駄作になってファンとしては悲しい限りだったけど、今回はいい。

主人
>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.1

テーマ曲が流れるだけでワクワクする。トムが冒頭で「大画面で見るべき映画」って言ってたけど。

トム・クルーズはきっと大画面で、嘘じゃないリアルで迫力のある“ホンモノ”を楽しんで欲しいんだと思った。
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

よくわからないけど、好き。そんな感想かな。

わたしは風立ちぬがめっちゃくちゃ好きなんだけど、それと似たものを感じる。物語としては全然違うのだけれど。

主人公が今までのジブリっぽくなくて、めっちゃ私
>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.8

映画館の大画面でDolby Atmosの迫力サウンドでインディ・ジョーンズのテーマが流れるだけで胸熱なのはわたしだけでしょうか?

冒頭こそ若かりし頃のインディでしたが、ほぼ全編引退後の教授のインディ
>>続きを読む