宣伝では、20世紀最悪の独裁者誕生、その生誕の謎を描いた映画。
しかし、独裁者の少年時代はこうでしたと解説するような映画だと思われました。
裕福な家庭に産まれながら両親に疎まれ、少年はだんだんワガママになる。
それは異常なレベルとなる。
そして突然、独裁者の誕生で終る。
少年時代の環境と奇行が、どうして独裁者誕生につながるのか、そのロジックが理解できなかった。
BGMが徐々に大音量となり、観客を煽るが、そこまでであったように思いました。
残念ながら、私には消化不良で終わりました。
なんとも難解な作品でした。
もしかすると、「2001年宇宙の旅」を観た時と同じかもしれない…
少し時間が過ぎてから、落ち着いてから観直したいと思います。
ところで、あの独裁者のモデルはひょっとしてヒトラーでしょうか?
もちろん架空の人物でしょうが、それでもモデルはあると思います…
試写会にて字幕•鑑賞。