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シークレット・オブ・モンスターのますのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

まさかの架空の独裁者の幼少期についてだった...てっきり実在した大戦時の為政者についての話だと勘違いして観ただけに拍子抜け。


ただ主人公の少年がやたら中性的な魅力を放っていたのと(見た目だけ)、教会で合唱の練習をしたりミサに頻繁に連れて行かれるなどの宗教特有の神秘的な雰囲気が相まっていて、全体的に私は好きな作風だったなぁと。ただ淡々と、少年の日々の断片をいくつかの章に分けている構成なので、だらだら観るに限るというか...要するに、ストーリーに面白さを求める類の映画ではなかった。


最後、いきなり大人になった彼がスキンヘッドで登場するのにはビックリ、冒頭で少年の母を訪問していた軍人と同じ俳優が演じていたとは、ネタバレを読むまで気づきもしなかった...
ます

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