原題「The Childhood of a Leader」
少年が独裁者へ変貌するまで。
そのテーマ性から想像するほど、
いわゆる“おもしろい”映画ではなかった。
夢に出てきそうな不快なBGM。
これは最近聞いたどのホラー映画よりも怖さ満点。
少年が壊れて行く過程で、きっと心の中で流れていた音楽はこれほど陰湿な感じだったんだと思う。
神への祈り、正義と悪
大人が持つ矛盾は、きっと天使として生まれてきた子供をいくらでも悪に染めることができるのだと思うと怖ろしく思う。
退屈だけど最後まで見た方が絶対にいい。