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シークレット・オブ・モンスター(2015年製作の映画)

THE CHILDHOOD OF A LEADER

上映日:2016年11月25日

製作国:
  • イギリス
  • ハンガリー
  • フランス
  • / 上映時間:116分
    監督
    ブラディ・コーベット
    脚本
    ブラディ・コーベット
    モナ・ファストボルド
    キャスト
    ベレニス・ベジョ
    ステイシー・マーティン
    ロバート・パティンソン
    リーアム・カニンガム
    トム・スウィート
    あらすじ
    1918年。ヴェルサイユ条約締結を目的にフランスに送り込まれた米政府高官。彼には、神への深い信仰心をもつ妻と、まるで少女のように美しい息子がいた。しかし、その少年は終始何かに不満を抱え、教会への投石や部屋での籠城など、その不可解な言動の数々に両親は頭を悩ます日々。その周囲の心配をよそに、彼の性格は次第に恐ろしいほど歪み始める―。そして、ようやくヴェルサイユ条約の調印を終えたある夜、ついに彼の中の怪物がうめき声を上げる―。20世紀が生んだ最悪の怪物=”独裁者”生誕の謎に迫る至高の心理ミステリー。

    「シークレット・オブ・モンスター」に投稿された感想・レビュー

    しもんぬ
    しもんぬの感想・レビュー
    2017/02/04
    3.6
    のちに独裁者となる人物の幼少期を描いた作品。とくにストーリー仕立てにはなっておらず、「癇癪」というワードで括られたいくつかのエピソードが語られていきます。その中に観てる私たちはどれだけ「人間が歪む要素」を感じ取れるか?

    た~くさん詰まってるので挙げてたらキリがないんですけど、意外と気付き難いんじゃないかと思ったのは、W不倫と「本当の父親は?」ってとこ。これは話のオチに繋がってることなので、本来あまり触れない方がいいんでしょうけど、意識して見ておかないと多くの方は見過ごすなと思ったので...。あと女家庭教師の「透け乳」問題ね。あれは歪む。

    この作品はヴェネチアのオリゾンティ部門(ある視点みたいなもの)で2冠を獲ってて、監督のブラディ・コーベットはこれが長編デビュー作。まだ弱冠28歳で、俳優としてはこれまで結構ツボを押さえた作品に出てきてますが~なんと!!次回監督作「Vox Lux」、ルーニー・マーラとジュード・ロウ主演のミュージカル映画ですって!しかも65mmフィルムを使っての撮影なんだとか!めっちゃ気になる~♪
    KMD
    KMDの感想・レビュー
    2017/02/04
    3.2
    難解。ちくしょー、理解出来ないよ…。
    Kai
    Kaiの感想・レビュー
    2017/02/03
    3.8

    このレビューはネタバレを含みます


    観てる途中睡魔が襲ってきて、最後あれよという間に終わってしまった。。

    主役は音楽なんじゃないか?ってぐらい音楽の主張がすごい(笑)

    主人公の少年はピンポイントで誰かがモデルというわけではなく、総合的な独裁者の象徴として描かれたのかなと。

    「何が彼を独裁者にしたのか。」という謳い文句に対して、
    きっと主人公の少年が元々 特別あるいは異端な存在だったというわけではなく(その素質は十分にあったかもしれないが)、周りの人々や環境が彼をそうしていった。結局子供は親の写し鏡なのでしょう という話に見えた。

    見知らぬ土地での孤独。
    躾と称して 意にそぐわないお手伝いをクビにする母親。
    最終的には力にものを言わせる父親。
    そして夫婦共に不倫。
    (しかも少年にとって初めて身近に感じた女性-すなわち初恋相手だったかもしれない女性が 父親とそんな関係になってたらそれはショック。だからいらなくなったんだ。)

    そんな ある意味で独裁的かつ冷めた両親を見てきた主人公。
    唯一味方だったお手伝いの叔母さんも辞めさせられてしまって、彼の周りには誰一人として真の味方がいなくなってしまった。

    そんなこんなで 一度植え付けられた不穏の種が、周囲の環境や人々に反発する 手にあまる子をうみだす要因として徐々に芽吹いたのかなと。


    今回の主人公はたまたま独裁者になったけど、
    世の中の虐待の連鎖なんかも こうやって親から子へ受け継がれていたりする。
    親に愛されていない子は、子供の愛し方を知るわけもなく。

    子供は親の顔色や愛情に敏感で、本来無条件で自分を愛してくれる最も近いはずの存在に(ほんとの意味で)自分を見てもらえていない、興味を抱いてもらえないことほど哀しいことってないなと改めて実感した。

    以下ものすごく個人的な話。
    将来子供ほしいと思う反面、我が子が人を傷つけたり犯罪者になったらどうしようか。それが怖くてたまらない。それだけの責任が自分にあるかと思うと本当にこわい。。みたいな話を鑑賞前にしていたところなので、その恐怖や不安を裏付けられたようでやっぱり怖くなった。
    (でもそれだけの覚悟や危機感て、親としては必要だとも思うんだけどな。。

    家族って自分の世界を第一に構成する要素だから、そこの基盤がしっかりしてるかどうかって
    その人の性格や幸福度、その先の人生にまで大きく影響していたりすることも珍しくない。
    という当たり前のことを再認識させられて少し辛くなった(笑)

    ---------
    帰り道、映画中ところどころ出てくる違和感について考えてみた。そもそもどこが心理パズルミステリーなんやねんーって。
    けど、結果として謎が解けた(ここについては割愛)ときは本当に感動したし興奮した。細部まで凝ってて とても良くできた演出だと思う。
    (鑑賞中は眠くなったのに笑)鑑賞後がこんなに楽しくなるなんて。映画の醍醐味を存分に味わった作品だった。感謝。
    Arika
    Arikaの感想・レビュー
    2017/02/03
    3.4
    📽
    2日連続映画館
    人生初めてではなかろうか(笑)
    ********************
    今日は去年から#ムビチケ で
    チケット持ってたのになかなか行けなかった
    #シークレットオブモンスター へ
    *******************
    今作は天使のような可愛い男の子が
    どのようにして 攻撃的に変化して行くか
    にと言う作品ですが
    *******************
    正直、根本的な話しでもあり
    ある意味で”当たり前”であろう
    ”子供のキモチ”にも気付いてあげられない
    両親にモヤモヤしたりしましたが
    *******************
    主演の#美男子
    #トムスウィート 君
    公園でスカウトされたにしては
    凄い演技が上手でした👀
    *******************
    少年は少女よりも儚いと思っているので
    (女の子は成長しても可愛いが
    男の子は急にオヤジになる場合が多いので)
    例:ダニエルラドクリフくん
    ********************
    この作品は
    天使をフィルムに
    閉じ込めた作品として
    個人的には永久保存版!
    そして、常々私が考えている
    ”悪はどうやって生まれるか?”
    について、様々な方向から問いかけています
    子供を悪くするのも善くするのも
    全て大人
    *******************
    劇的な旋律と共に始まり
    最後まで心を映し出していた
    音楽にも注目でございます🎵

    #tomsweet
    #ベレニスベジョ
    #口元のホクロが又可愛い
    #ショタコンじゃないよ
    #多分ね
    #ブラディコーベット
    杉山くん
    杉山くんの感想・レビュー
    2017/02/02
    -

    このレビューはネタバレを含みます

    難しい映画だった。
    さまざまな独裁者をまとめて、その平均化っていう映画なのかな。
    モンスターが生まれるのはそれなり理由があるのだな、と。華やかでみんなが楽しいはずのクリスマスで、おめでとうと言うみんなに向かって、ひたすらごめんなさいと謝罪させる大人たちに囲まれてたら異常な世界だよね。歪んだ世界で育って、歪んでモンスターになる、そんな存在がこの映画の主人公。
    Toko
    Tokoの感想・レビュー
    2017/02/01
    3.6
    音楽と映像で頭が がんがん する。
    少年がどこから反抗し始めるんだろうと思ってたら、最初から反抗心むき出しでびっくり。
    ふじさわ
    ふじさわの感想・レビュー
    2017/02/01
    -
    4本目
    Mimi
    Mimiの感想・レビュー
    2017/01/30
    -
    わからなさすぎて寝たのか寝たからわからなさすぎたのか。
    はなふさよめこ
    はなふさよめこの感想・レビュー
    2017/01/27
    -
    とにかく私は好きだ‼︎という作品。
    ホラーやオカルトではないし、ゴア描写とかも無いので普段ホラー苦手でも、怖いもの見たさでぜひに。

    美術も音楽も衣装も不吉さも素晴らしいし、美しい。ハネケの『ファニーゲーム』の金髪のあいつがこんな作品撮るなんてびっくりです。
    パンフ曰く、ハネケやらリンチやらラースフォントリアーがお好きらしいので今後も期待。

    機嫌の悪い顔をしていても美しいのがホンモノの美人なわけで、本作は主人公もだけど、そういう不機嫌な麗人がでてきていて大変よい。
    悲鳴とか金切り声の演出も素晴らしかったと思うし、美しい母がやっと涙を見せる場面が秀逸で何のために涙するのかを是非注目してほしい。
    おそらく腕が真上には上がらないであろうあの窮屈で拘束具のような美しいドレスも良かったし、反対にフランス語教師の薄くふわふわしたレースも綺麗だった(けど寒そうだった)。

    途中、丸天井を真下からグルリと捉えてみせる象徴的な映像が何度か挟まれるのだけど、劇場で見ていると音楽のせいもあって、目が回るというよりも、世界がねじれていく不快感の味わいがあった。
    天翔蘭丸
    天翔蘭丸の感想・レビュー
    2017/01/25
    4.5
    正に、映画だけが持つ表現方法を最大限に活用した作品。
    心情の変化、理屈ではない複雑な感情の起伏や成長を、どこで停止しても飾れるような美しい画の中に描いていっている。その美しさを怪奇に感じさせる程壮大で胸を握るように入り込んでくる音楽も素晴らしい。
    しかし単純にメッセージを受け取る事が困難で、何を考えどういう意味を持つのかという答えは観客に委ねられているため、それが良いか悪いかを観る者によって左右されてしまうのが難点。
    逆に引き込まれてしまえば最後。映画を見終えた後も視床に張り付き続け、いつまでも何を伝えたかったのか推測してしまう。

    これぞ映像表現、これぞ演劇。