ひよし

キュア ~禁断の隔離病棟~のひよしのレビュー・感想・評価

3.7
ファンタジーかと思ったらサスペンスかと思ったらファンタジーでした、的な作品。いいシーンはところどころあるけど詰めが甘かった。ウーン。

バリバリ金融マンの主人公が社長を連れ戻すためスイスの奥地の療養所に送り込まれるところから物語がはじまる。そして療養所に閉じ込められるお決まりの展開……かと思ったらちょいちょい麓の町まで帰ってたりする。なんとなく軸がブレてるんですよね。その後のストーリーも主人公があちこち荒らし回っては痛い目に遭う、の繰り返し。

余談ですがこの映画で使われている車がベンツではなくVOLVOだったら物事が円滑に進んでいた気がします。アトミック・ブロンドで「VOLVO」のエンブレムが見えて安心したのでそんなことを思った。

(ホラー映画なので)いい意味で嫌なシーンはけっこうある。歯とか水とか人体の健康維持に不可欠なところを攻められるのは嫌ですね……。

主演はデインデハーン。「クロニクル」の美少年がすっかり敏腕金融マンになってました。

おもしろくないというわけではないんだけど、風呂敷畳まずに撮ったんだなあ、という感じの映画だった。たまにはこういうのもいいですね!