キュア ~禁断の隔離病棟~の作品情報・感想・評価

「キュア ~禁断の隔離病棟~」に投稿された感想・評価

ひよし

ひよしの感想・評価

3.7
ファンタジーかと思ったらサスペンスかと思ったらファンタジーでした、的な作品。いいシーンはところどころあるけど詰めが甘かった。ウーン。

バリバリ金融マンの主人公が社長を連れ戻すためスイスの奥地の療養所に送り込まれるところから物語がはじまる。そして療養所に閉じ込められるお決まりの展開……かと思ったらちょいちょい麓の町まで帰ってたりする。なんとなく軸がブレてるんですよね。その後のストーリーも主人公があちこち荒らし回っては痛い目に遭う、の繰り返し。

余談ですがこの映画で使われている車がベンツではなくVOLVOだったら物事が円滑に進んでいた気がします。アトミック・ブロンドで「VOLVO」のエンブレムが見えて安心したのでそんなことを思った。

(ホラー映画なので)いい意味で嫌なシーンはけっこうある。歯とか水とか人体の健康維持に不可欠なところを攻められるのは嫌ですね……。

主演はデインデハーン。「クロニクル」の美少年がすっかり敏腕金融マンになってました。

おもしろくないというわけではないんだけど、風呂敷畳まずに撮ったんだなあ、という感じの映画だった。たまにはこういうのもいいですね!
R

Rの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

自宅で。

2016年のホラー。

監督は「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」のゴア・ヴァービンスキー。

あらすじ

ウォールストリートで金融マンとして働く野心家の若きエリート、ロックハート(デイン・デハーン「ビリー・ザ・キッド 孤高のアウトロー」)は務める会社の社長ペンブローク(ハリー・グロウナー「意表をつく新しい作戦」)がスイスの療養所に行ったまま帰ってこないため、迎えにいくように命じられる。療養所で面会を申し込むもののなかなか会わせてもらえないロックハートは一旦、療養所からホテルに戻る途中、事故に遭い、療養所に運び込まれる。治療を受けるロックハートだったが、そこでこの施設に不信感を抱いたロックハートは療養所の驚くべき真実にたどり着く。

Netflixにて。あらすじを読んで気になって鑑賞。

「クロニクル」で彼を知り、「アメイジング・スパイダーマン」でのゴブリンJr.役でキャリアに乗ったかに思われたが、その後はなかなか低迷しつつあるデイン・デハーンの主演作。

やはり、彼は容姿と相まって、こういう病的な感じの役柄が似合う。

そんな彼の作品の監督を務めたのが、「パイレーツ・オブ・カリビアン」1作目のゴア・ヴァービンスキーということなのだが、「パイレーツ」シリーズのエンタメ路線に比べると明らかに陰鬱な雰囲気が漂う。

ただ、その分めちゃくちゃ画面がキレイ。
パイレーツでも壮大な海やキャラクターの薄汚くも品のある衣装が魅力的だったが、今作でもスイスのひっそりとした山奥に佇む療養所やそこに住う患者たちの白を基調とした衣装が雰囲気を掻き立てる。

そして、そこで起こる不穏な出来事。

他の方も書いている通り、レオ様主演作の「シャッター・アイランド」を彷彿とさせる作りなわけで、要はパラノイア的というか狂っているのは自分なのか周囲なのか観客側を惑わせる。ただ、物語が進んでいくと序盤のタクシー運転手との館に纏わる逸話が伏線となり、より怪奇映画寄りになっていく。

今作が変わってるなーと思わせるのが全体のモチーフとなる存在が「ウナギ」という点。

要は患者を使って療養所のヴォルマー院長(ジェイソン・アイザックス「ホテル・ムンバイ」)は「不老不死の薬」を作ろうとしていたわけで、そのために血清に毒のあるウナギを使うんだけど、とにかくウナギが出まくる。下手したら関連の深い日本よりも出てくるw

どっかのサイトで「ウナギスリラー」って書かれていたけど、まさにその通りで、特にデイン・デハーン演じるロックハートが口に管を入れられてそこからウナギを注入される下りは観ているこっちまで息苦しくなるような拷問シーン(デハーンの白目を剥くくらいの苦悶の表情が恐ろしい。これどうやって撮影したんだろうか)。

ウナギ以外にも、終盤ついに本性を露わにするヴォルマー院長の変わり果てた姿、そして燃え盛る炎もまたより一層怪奇ムードを掻き立てる。

また、今作のヒロイン的扱いであるハンナを演じたミア・ゴス(ハイ・ライフ」)さんですか。彼女がこれまたこういうアーティスティックで陰鬱なムードの作品に絶妙なアクセントをもたらしていて、実に映画映えするというか。今観ているリメイク版の「サスペリア」でも登場していて、多分映画監督に好かれるタイプの女優さんに感じた(ちなみに齢25歳にして「トランスフォーマー」シリーズのシャイア・ラプーフと結婚からの離婚も経験という実に波乱万丈な人生を歩んでいるそうな)。

ラストのロックハートの実に不気味な笑顔は、あれ?これもしかして社長ととって変わられたんじゃね?という「ゲット・アウト」的な終わり方で最後まで不穏。

上映時間は146分という長尺なので、所々長さは感じるものの実に不思議な余韻を残す作品でした。
Yuka

Yukaの感想・評価

-
やや悪趣味な気がするけど結構好き。ミア・ゴスのダンスシーン。獣医との会話。
HyperR

HyperRの感想・評価

2.0
悪くない内容だけど…長い!!!
見る時は覚悟を…
ダラダラと長いですし、景色が変わらないので眠くなる人は眠くなるかも…

最終的なオチもまぁ、わりと解りやすいかなと思います。演技はとてもいいですよ。
田中田

田中田の感想・評価

3.5
踏んだり蹴ったり歯抜け野郎が精をつけるためうなぎ食べ放題のお店にやってきた
驚異のうなぎカルトムービーここに爆誕
Miko

Mikoの感想・評価

3.0
面白かったは、面白かったのだが今作がなにを言いたかったのか謎。
サスペンスだし、ホラーだし……どれも中途半端な感じ。

予告の映像が美しかったので観たいと思っていた今作。
少しだけ残念。

軸がぶれている気がする。
今作はなにが主題なのか?
主人公ロックハート(デイン・デハーンさん)が仕事から解放される話なのか?
(社会の奴隷からの解放)
それとも、200年前から存在したカルト集団の話か?
ロックハートとハンナ(ミア・ゴスさん)の華麗なる逃避行なのか?

140分という長い時間でそれなりに話は展開していくけれど、後々残るものがない。
それはやはり、今作がなにを伝えたかったのかが分からなかったからではないか。

たくさんのメッセージが折り重なる作品はたくさんある。
けれど、それは主題がしっかりと形作られているから更なるメッセージが引き立つのだろう。

ウナギ・水、などが今作によく絡み付くがその理由を聞かされてもあまりアッと驚くようなことがない。
そうなんだーぐらいで、今作の魅力にはならない。

映像は本当に素敵。
不気味であり、それを隠すような真っ白な世界。
綺麗過ぎるその白が奇妙さを更に強くする。
なんとなく『アンチヴァイラル』臭がしなくもない。
ゴシック要素も含み、美しい。
バランスボールの配色が好き。

ストーリー : ★★☆☆☆
映像 : ★★★★☆
設定 : ★★★☆☆
キャスト: ☆☆☆☆☆
メッセージ性 : ☆☆☆☆☆
感情移入・共感 : ☆☆☆☆☆

cc/ここから、生きては帰れない。
ずほ

ずほの感想・評価

3.0
最初の方の景色がすごく綺麗。うなぎが、うなぎがってなる映画。最後の終わり方はあー、、ん?ってなって解説読んで、え?最後のあれお父さんなん?!ってなって、めっちゃぞわり。
スグル

スグルの感想・評価

2.9
思ってた内容とだいぶ違っていた。
まぁ、副題は内容と合っているんだけどストーリーの重きは、結局どこなのは不明。
ビジュアル的な斬新さもなく、脚本家と監督の趣味を見せつけられた感じの作品
tento64

tento64の感想・評価

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ゴシックホラー?
グロすぎず雰囲気が良くて面白かった。鰻が豊作よ。
主人公の顔色悪いかんじ良かったです。
ハンナも良かった。見た目よりかなり力強いところも良い。
Rotten Tomatoes 42%
脚本家何人おったん?って言うくらいプロットが破綻してる。
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