青山

愛の地獄の青山のレビュー・感想・評価

愛の地獄(1977年製作の映画)
3.5
「眼には眼を」以来2度目の鑑賞となるカイヤット監督。本作は娘が誘拐された一家のお話。
相変わらず暗くて重くて常にストレスを感じながら観ていた。誘拐犯人へのイライラよりも、マスコミや野次馬への「犯人はともかく、まずはお前らが死刑になりゃいいんだ(Mr.Childrenより引用)」感がヤバい。
また、終盤の展開もそれまでのマスコミへのイライラとはまた異質の嫌〜な感じ。よく1本の映画でこんだけ観てる人を嫌な気分にさせられるものだと感心しちゃう。監督はきっと天才でめっちゃ性格悪いんだろう。
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